こんにちは!
水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。
この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。
私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなに知ってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆
今日ご紹介する本はこちら!
ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」です!
こちらは、近年さらに何が何だか分からなくなっている「政治イデオロギー」を分かり易く分類して教えてくれる本です。
ちなみになぜ政治について私たちがこんがらがってしまうかというと……、政治家たちが安易に言葉を政局利用して、本質的な言葉の意味を無視した行動が乱立しているからです。
たとえば、左派はリベラル(自由)という呼称を好んで使いたがりますが、左派思考が極まっていくと必ず共産主義に陥ります。
共産主義と自由は相反するものなのですから、そもそも彼らが自分たちを「リベラル」と呼ぶことすらおかしいのですが、左派は自分たちのイメージをよくしようとするがために「リベラル(自由)」という刷り込みを繰り返します。
そして、このような「言葉の本質的意味」と相反する言動の蓄積によって、私たちはどんどん政治イデオロギーが分かりにくくなっており、また人に説明するのも難しい状況になっています。
ちょっと話がそれますが…去年私が政治の本を書こうとして挫折した理由もここにあります。
政治イデオロギーって、あまりに矛盾が多すぎて、説明している側も混乱してくるんです。しかも、米大統領選を経て、私たちが認識している「右派vs左派」という構図も虚像であることを気が付かされることとなりました。
こうなってくると私みたいな凡人の手に負える事態ではありません。
ただ、誰かが書かなければ初心者ほど池上ワールドに飲み込まれるわけで、その悪影響は計り知れないわけで……
それゆえ、こういう自分の思いを汲み取ってくれるような本はどこかにないだろうか……と探していたのですが、ようやく見つかりました。
それがニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」です!
またこの本の著者である茂木誠先生は駿台予備学校の世界史科講師をしていらっしゃる方なので、地球儀的視点で政治イデオロギーを分類してくださっています。
それゆえこの本一つ読めば、世界中の政治イデオロギーの在り方と現状がすんなり分かるようになると思います。それから、私たちが習ってきた歴史というものは「基本的に政治史であった」ことも理解しやすくなるんじゃないのかなと思っています。
というのも、私たちの勉強って政経と歴史って別カテゴリーにされているがゆえに、歴史と政治を別に考えがちな所があると思うのですが……っていうか私はガッツリ分けて考える癖が近年まであったので、それゆえもの凄い混乱をし続けていました。
ですが、歴史って政治史なんだなぁって事を理解するようになってから、歴史の意味が腑に落ちるようになり、理解も情報定着もしやすくなりました。
茂木先生は世界史的視点から政治イデオロギーを語ってくれるので、この点の理解もスムーズに行きやすいんじゃないかなと思ってますし、今まで国際政治を観ていてどうしても分からなかった部分についても、その背景にある歴史的理由を知ることによって疑問が解消されるようになるんじゃないかなと思っています。
また、自分の頭の中の整理がつくようになると、誰かと政治の話をするときにスムーズに話しやすくなるんじゃないかなと思ってます。
ですから、政治に詳しい人もぜひ読んでみてほしい本ですし、政治に詳しい人ほど実は頭の中がこんがらがってしまいがちなので、それを一旦リセットするためにも最適な本だと思います。
もちろん政治に疎いと思われるあなたの初めての本としても最適だと思うので、政治を理解したいと思っているあなた!まずはこの本から始めてみてください。
今日は、ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」をご紹介しました。
私のイイネがあなたのいいね!なったら、幸いです。
私のイイネ!があなたのイイネになったら幸いです♪