こんにちは!
水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。
この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。
私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなに知ってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆
今日ご紹介するのはこれ↓
↑リンク先はKindleですが、ページ内に単行本リンクもあります。
この本は、不思議探求に目覚めてしまった時に必ず遭遇するであろう「日ユ同祖論」の分野を、小説仕立てで分かり易くまとめてくれた本です。
ちなみに「日ユ同祖論」というのは、「日本人の祖先がイスラエル(ユダヤ人)の失われた十支族の一つとする説」でして……、この分野を深掘りしていくと「確かに偶然にしては辻褄が合わないな」と思うほど、現在の神道にはその面影なるものが沢山あります。
ただ、興味を持って調べていったとしても、伝わったとされる時代が古すぎるだけでなく、日本文化との融合も進みすぎて、どこからが仮説でどこからが事実なのか、また歴史的な流れとしてどのように精査したら良いのかなどなど、さらなる難問にぶち当たってしまう分野でもあります。
それに情報が飛躍し過ぎてどう受け止めたらいいのか分からない情報が多いのも、この分野です。
そのため、調べていくうちに「そういう可能性もあるかもしれないが…まぁいいか」と思いやすい分野でもあるのですが、アマテラスの暗号は散漫になりそうなこの情報を、一つの筋立てですっきりまとめ直してくれているので、「日ユ同祖論」と言われている情報の全体像を客観的に理解するのには良いなと思いました。
ただ、ストーリー的にはいろいろと無理を感じる展開であることを先にお伝えしておきます。
ですから、ストーリーを楽しもうと思うと、多分ゲンナリすることも多いかなぁと思いますが……「日ユ同祖論とは何か?」の理解をこの小説を通じて補おうとするのなら、無茶な展開は許せるというか…それもアリと思えるんじゃないかなと思います。
っていうか、調べて見ようと思ったことのある人なら分かると思うのですが、日ユ同祖論の肝となる「ユダヤ民族の流入」…それに繋がるかもしれないと言われる時代は、神武天皇時代(神話時代)と古事記編纂時期と少なくとも2つあります。また神武天皇時代は2700年前、そして古事記編纂期は1200年前……どちらの時代も今から見えれば古代ですが、この二つの時代の間に1000年以上の違いがありまして…それゆえ神話や歴史的流れを理解していない中でこの分野に足を突っ込むと、何がなんだか分からない事になりがちです。
ですが、アマテラスの暗号は、ここら辺のこともふまえた上でストーリーが展開していくので、初心者に陥りがちな「日ユ同祖論…結局よく分からない」という状況には陥らずに済むかなと思っています。
ただ、古事記や日本の古代史について全く知らないまま読み進めると、単語でいろいろと挫折するとは思うので「古事記や日本の歴史をまだ読んだ事がないよ!」という方は、先に古事記や日本の古代史に触れてから読んだ方が読み進めやすいだろうなとは思っています。ですからオススメの古事記と通史もご紹介しますね。
【オススメ古事記】
【オススメ通史】
日ユ同祖論は、根底から否定される説も多数出ておりますが、私は、古代にユダヤを含めた別民族の流入はあっただろうと思っています。
っていうか……逆に無いと思う方が、一般的に考えておかしなことだと思います。
ただし、そのような歴史があったとしても、その歴史が今に引き継がれることは、なかなかあることではありません。ですから、着目するべき部分はここ(文化が継承され続け今に在る)だと思っています。
つまり「日ユ同祖論」が語られる根底にあるのは、古来の歴史が今に引き継がれているからこそなんです。
そして、これこそが「日本人ならでは」だと、私は思っています。
なぜなら、古来でも、現代でも、日本は他国の文化を吸収し根付かせ、そして継承することが長けていると言われているからです。そして「日ユ同祖論」の根底にあるものもそれと同じ部分が多々あってこそ継承されたのだと私は考えておりまして、それは漢字を流入し、継承し、今に至る日本文化に通ずるものがあると思っています。
ただ日ユ同祖論は表向きに語られてこなかったことばかりなので、最初に遭遇した時の違和感は果てしないですが…「日ユ同祖論」と呼ばれる背景にあるものは、古来から存在する日本人の度量(他の文化を受け容れ、吸収し、伝承する)が無ければ成り立たなかったことは事実でしょう。
たとえば他国のように易姓革命が当り前に起こる環境であれば、「誰かが気づく=文化が今に継承され続けている」ということすら起こりえなかったのです。
ですから、そこが縄文時代から続く(日ユ同祖論以前から続く)日本人の凄さなのではないかなと、私は思っています。
そして、このような日本人独特の気質を理解するためにも「日ユ同祖論」は面白い題材ではないのかなと思っていますので、是非正史の表面で語られない他民族の流入を考察してみては如何かなと私は思っていますが………この論に足を突っ込んで「日本人=ユダヤ人」と思い込んでしまうのは危険ですからね!先に言っときます。
それから、この本で書かれていることは推理の一つであることを重々承知した上で読み進んでください。推理の一つであることを全て事実として捉えると、単に先鋭化するだけなので気をつけましょう。
この本で着目してほしいのは、他国の文化を受け容れ、吸収し、日本文化に成長させ、その上で継承し続ける日本人の気質です。
古来から続く日本人の気質は何なのか、アマテラスの暗号を読みながら考えてみるのはとっても面白いと思いますよ♪
今日はアマテラスの暗号をご紹介しました。
↑リンク先はKindleですが、ページ内に単行本リンクもあります。
私のイイネ!があなたのイイネになったら幸いです♪
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竹久さま
はじめまして。「アマテラスの暗号」の著者、伊勢谷武です。
このたびは拙著をご購読いただき、ありがとうございました。また、SNSにご感想ご紹介くださりとても嬉しく感じております。
調べた内容に関しては自信はありましたが、それを小説としてうまく書き上げられたかどうかはまったくの未知数です。顔も名前も知らない人にラブレターを書くようなもので、読者の方に聞かないとわかりません。「古来から続く日本人の気質は何なのか、アマテラスの暗号を読みながら考えてみるのはとっても面白いと思います♪」という言葉をいただき本当に嬉しい限りです。ありがとうございます。
もし可能であれば、この感想をアマゾンのレビューでも投稿いただけませんでしょうか。できるだけ多くの人に「アマテラスの暗号」を読んでいただき、結末に賛成でも反対でも、日本を見つめ直すきっかけにしてもらいたいからです。日本がこれからも素晴らしい国であり続けるためには、それが必要であると考えています。
アマゾンのレビューは、口座をお持ちであれば今回アマゾンで購入していなくても匿名で投稿が可能です。
ご検討いただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。
ところで、竹久さんは小説を書かれているようで。文章が明快で面白いのもなるほどと思いました。現在の日本政治における中道と本来の中道を表した図なども私の理解と同じで、失礼な言い方ではありますが、日本の女性では非常に珍しいなと思いました(実は日本の女性に政治を教えないと決めたのはGHQです。女子大、短大に政治学を教えるコースが今日でも少ないのはこのためです)。その竹久さまに是非教えていただきたいのですが、ブログ中で「ですから、ストーリーを楽しもうと思うと、多分ゲンナリすることも多いかなぁと思いますが」と言われたとことは、具体的にどのようなところだったか教えていただけますでしょうか。
これはピュアに私の後学のための質問です。よろしくお願いいたします。
公開されているお写真をいくつか拝見させていただきましたが、竹久さんは和服がよくお似合いですね。男性から見ていて、素晴らしいことと思います。「クラブで朝まで騒いでいたはず」の方が神社巡りをして、和服を着こなす。やはり日本人の根底にあるのは、神道のOSなのではないでしょうか。まったく違和感のない和の風情に、そんなことを感じました。
それではどうもありがとうございました。
伊勢谷拝
伊勢谷様
こんばんは!
まさか著者様から直接連絡頂けるとは!!!!大変驚くとともに嬉しい限りです。
ありがとうございます!!
では、伊勢谷さんに対して…大変失礼に値する「ストーリーを楽しもうと思うと…」という部分についての私の意見についてお伝えしたく思います。
この小説は、日ユ同祖論を一本筋で理解することがコンセプトの本丸にあるものだと私は理解しております。そしてこの本丸は、充分すぎるほど分かり易く読者に伝わっていく作品だと私は思いました。
ただストーリとなると、この本丸を如何にシンプルに、そして明確にということが優先されてしまうがために、ストーリーがコンセプトに引きずられてしまいやすい性質を持つはずだと私は考えます。
その上この小説は、日ユ同祖論というどう考えても難解な題材をテーマにしながらその理解を促すことを目的にしているため、コンセプトを優先する度合いが防ぎようがないほど高くなってしまうのも否めません。
それゆえ、間を置くことなくどんどんストーリが展開していくわけですが…一旦俯瞰した時には、登場人物の心情や言動について疑問を思う部分があちらこちらにあるなと私は思いました。
ただどのような部分を疑問に思ってしまったかについては、ネタバレになりますのでここでは差し控えますね。
でも逆に、そこについて(登場人物の心理描写や言動…及び矢継ぎ早な上にスムーズに展開していくストーリーについて)違和感ない形で書こうとするのであれば、今度はコンセプトが揺らぐことになると思います。
ですから、そもそもどちらかを取ることしかできないくらいの、本当に難しい題材の小説だと私は思っておりますし、この難しい題材を分かり易く小説という形で顕現してくださったことを私は有難く思っています。
しかしながら……一般的な「小説」だと思ってこの本を読み進めた場合には、「ないだろ?(上手く行きすぎだろとか、唐突すぎるだろとか…)」、「あれ?この伏線は?」とかみたいな疑問に繋がってしまいやすくなると思ったので、敢えてあのような言い方をさせて頂きました。
それから、アマゾンレビューは今までに一度もしたことがないのですが(*_*;……著者様からのお願いとあれば書くしかないですね。
少しお時間頂くことになるかと思いますが、必ず書きますね!待っててください!
そして、私のブログも沢山見て頂いた上で、コメントを頂けたこと、本当に感謝しております。
毎日クラブ通いして、毎日コンパ三昧していたはずの私が、いつの間にかこんなことになってしまうとは、私自身思いもしませんでしたが……きっと伊勢谷さんもそんな感じなんですよね。
私たち、同じように神道OSを持っている証なんでしょうね(^_-)-☆
ちなみに、私は伊勢谷さんの本を「もぎせかチャンネル」で知りました。
そして「もぎせかチャンネル」を教えてくださったのは、このブログの読者様です。
読者の皆様に改めて感謝致します。ありがとうございます。
それでは伊勢谷様、どうぞこれから宜しくお願い致します。
竹久さま
ありがとうございます。
ドンピシャですね、私が悩んでいたことと。さすが、ご自身で小説を書かれているからですね。
少々裏話を話しますと、最初の構想では古代史、現代史、未来の三つのレイヤーを持ち、とんでもなく膨大な世界観で書き始めました。王が陰謀論者なのはその名残です。しかし友達に読んでもらったら、難しすぎて誰も理解できない。で、未来のレイヤーをなくし、現代史も最小限に縮小しました。
ところが、それでも難しすぎると言われる。そもそも神道や古代史という人を選ぶ難しそうなテーマだし、固有名詞が多すぎるというどうにもならない問題があるからです。で、思いついたのは、キャラクターや構成をできるだけシンプルにして、エンタテイメント小説に徹することでした。各章を短くし、テンポ良く展開し、謎の楽しさとスピード感だけで引っぱっていこうと思いました。イメージしたのは初期の「24」や「君の名は。」です。新海監督が、「多少視聴者が置いてきぼり感を持っても、スピードを大事にしたかった」と言っていたことを思い出しました。
しかし本書の着想は『ダ・ヴィンチ・コード』で、トンデモ話(『レンヌシャトーの謎』)として誰も読まなかったことを小説のかたちにして世界中の人に読まれるようにしたというメカニズムそのものでしたので、それを日ユ同祖論である程度達成できたのは良かったと思っています。
どうもありがとうございました。
伊勢谷拝
伊勢谷様
いえいえいえいえいえ…とんでもないです。
本当に、日ユ同祖論ほど分かり易く伝えるのが難解な題材はないんじゃないかなと思いますし、最初の構想で「古代史、現代史、未来」が現れるのもすごく分かります。
でも、この壮大な感覚だと、残念ながら人には伝わらないんですよね……私も文章を書きながら似たような経験を幾つかしてきたので、すごく気持ちが分かります。
それから先日は、ストーリーの部分に関してさも偉そうな批評をしてしまいましたが、この難解な題材をここまでシンプルに分かり易く、しかも小説として飽きさせず、コンセプトの理解を達成できるのは本当にスゴイことだなと思っていました。
頂いたコメントを読みながら思い出したのですが、実は私…歴史ミステリー型小説を読むのが非常に苦手でして…実はこの手のタイプの小説を読了できた試しがありません( ;∀;)
ちょっと話は逸れますが…5年ほど前、石田衣良さんの小説スクールに招待して頂いたことがあり、その時石田衣良さんから「あなたは『薔薇の名前』を読むとよい」とアドバイスを受けて、早速読み始めたのですが、数ページめくる度に寝落ちしてしまう毎日で……最終的には読むのを諦めたことも思い出しました( ;∀;)
それくらい実はこういう分野の小説を読み進めるのが苦手なのですが、アマテラスの暗号は丸1日で読めました!その上、内容の定着もすこぶるスムーズでした。
伊勢谷さんが模索されて辿り着いた「謎の楽しさとスピード感だけで引っぱっていこう」という努力が、私の読み進めるスピードの加速にも繋がったんだと思います☆
それから…これからの時代は、隠されていた歴史が一気に表に現れるはずだと私は思っておりまして、この時代においてアマテラスの暗号はその理解に対する大いなる一助になると思っています。
現代人はついつい未来にばかり目がいきがちですが、どのような過去があって今があるのかが分からないままでは、その未来の形はどうしようもなくあやふやになり、誰かに依存しがちになりますが、伊勢谷さんが紐解いてくれた理解を共有することで、地の足場を安定させることができる人が沢山いるんじゃないのかなと思っています。
何度も壁にぶち当たりながらも、それを乗り越え書いてくださり、ありがとうございました。
追記
先日レビューを書くという約束をしましたが…まだ、アマゾンレビューを書いてません"(-""-)"ごめんなさい。書いたら頂いているメールにてご報告しますので、宜しくお願い致します!
それではこれからも宜しくお願い致します。
竹久さん、すごい‼︎ ご本人からメッセーゾが‼︎
私も読みました。私も茂木誠先生との対談後、速攻購入し一気読みしました。
私は小説は読まないのですが、これは本当に面白かったです。眠たい目をこすりながら読んだのを覚えています。
私は小説を楽しむよりは、結局ユダヤと日本の繋がりってなんなの?というところが読みたかったので、大満足でした。ストーリーの展開も、クライマックスのところは結構ハラハラしながら読んで、また展開もおーそーきたかーと楽しみました。
逆に、伊瀬谷さんの初小説ということで、すごいな初めてでここまでかけるなんて、と思いましたよ。
どちらに重きをおくかで〜という竹久さんの分析?考察? 面白かったです。(語彙力が(^^;;)
本を読みかたも人それぞれなんですね。
濃厚なコメント欄でした。
ありがとうございました!
こんばんは。
私も伊勢谷さんからコメントを頂き驚きましたが、嬉しかったです。
また伊勢谷さんもこのコメントを読んで、喜んでくださると思います。
本当に、日ユ同祖論って…分かり易く簡単に書こうとすればするほど難しいはずの題材で、だから本当に凄い作品だなと思っています。
私も速攻で読み進めて、1日で読んでしまいましたよ!だいたい難しくて寝落ちしちゃう内容しか転がっていないはずなのに、凄いことですよね。
それでは、これからも宜しくお願い致します。
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この物語の風景は、2冊の絵本で・・・
すうがくでせかいをみるの
もろはのつるぎ (有田川町ウエブライブラリー)
こんにちは。
「すうがくでせかいをみるの」図書館で検索してみたらあったので読んでみますね。
それでは失礼致します。