【歯痒い】単なる事実が「都市伝説」でしか語れない日本

昨日の放映された「やり過ぎ都市伝説」で、Mr.都市伝説こと関さんが米大統領選で起きていることを語ってくれましたが……ここに歯痒さを感じてしまうのは私だけでしょうか。

 

都市伝説でもなんでもなく、報道されるべき話ばかりなんですが…。

昨日放映された「やり過ぎ都市伝説」の関さんのコーナーでは、日本の報道では語られない「米大統領選」の情報が満載で、ネットでは「テレ東良くやった！」という賞賛の声が湧いております。

↓すぐ消されると思うので、見ていない方は早めに↓

 

確かに「良くやった」と私も思う部分はあるのですが……これって変なことですよね。

ちなみに、昨日関さんが語ってくれたことは、

郵便投票を含めた不正投票のこと、ドミニオンを中心とした不正集計のこと、クラーケンのこと、トランプ弁護団（パウエル、リンウッド、ジュリアーニ）のこと。

それから、武漢ウイルスなどパンデミックを利用したサイバーテロ。

オールドメディアVSニューメディアの戦いと思いきや、ニューメディアであるはずの大手SNSがオールドメディア陣営に引きずり込まれたこと。

中国共産党とアメリカがサイバー戦争を始めていること。

などなど。

持ち時間30分では語り尽くせないほどのネタが散りばめられ過ぎていたので、初めて聞いた人は何が何やらということになってしまったでしょうが、ネットを中心に動向を見てきた人にとっては「知ってた速報」であり、「今までのまとめ」的な内容になっていたと思います。

ですから、知っている人にとっては特段新しさはなかったはずです。

ただ、危惧するべきことは、こんな当り前の情報というか、今目の前で起きている政治的重大事件なのに、それが当り前にテレビや新聞では語られてこなかった事実です。

しかも、「都市伝説」というくくりのバラエティで初めて語られたという事実です。

そこにどうしても私は歯痒さというか、この国の異常を感じてしまいます。

だって、今回関さんがお話しされたことは、普通に報道が伝えるべき内容ばかりだったからです。

ですが、その報道の実務をメディアが放棄しているため、日本では本質に迫る内容が報道で語れることはありません。

そして、報道で語れないがゆえに、バラエティのしかも「都市伝説」というくくりで語れるという歪な事態を引き起こしています。

本当に異常ですよね(/_;)

特に米大統領選において起きていることは「信じるか信じないかはあなた次第…」の話ではなく、私たちの今目の前で起きている世界的一大事であり、世界秩序の転換点とも言える大きなことです。

でもそれが日本の報道で伝えられることはありません。

しかも、報道しないがゆえに単なる事実であることすら「都市伝説」や陰謀論の分野に落とし込められます。

またこれは、今始まったことではなく、ずっとそうなのですが……本当に歯痒いですね。

それでも地上波で言えただけでも良かったと思いたい自分はいるのですが……やっぱり歯痒い。だって…都市伝説を主とする番組でしか伝えられない環境から、こういう事実は陰謀論にすり替えられてしまうのだろうなとどうしても思えてしまうから。

もちろん、関さんや番組スタッフが悪いわけではないのだけれども、歯痒いです。

それでも関さんがきっかけで気が付く人はいると思うけれども、世論の方向性は「陰謀論」に傾きやすくなるから、やっぱり歯痒いなと。

ただ、一番の問題はそもそもの事実を伝えない日本の報道にある。

だけれども……日本のメディアがきちんとした報道をしてくれないから、ややこしくなっている実情はやっぱり歯痒い。

また、報道がきちんとした事実を伝えてくれていれば関さんの推察も、もう一歩踏み込んだ内容になってもっと面白くなるはずなのに、視聴者の事前の知識が足りないから、番組で一歩踏み込んだ話もしにくくなる。その一歩踏み込んだところに「都市伝説」の本当の面白さはあるはずなのに、報道がちゃんとしてくれてないからその面白さまで辿り着けてもいない…それも歯痒い。

ということで、いろいろ歯痒かった都市伝説ですが、今までの流れがきちんとまとまっているので、見逃した方は是非見てみてください。

そして私は、この歯痒さをなんとかみんなで脱出して、普通に事実が報道される日が来るのを願っているところです。

 

 

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