中国が「TPP参加を積極的に検討」って言ってるらしいですが……
そもそも中国にそんな資格ないですよね。
昨日3年ぶりに開催されたAPECで、中国が「TPPに意欲を示した」と報道がなされておりますが……そもそも中国にはそんな資格はないです。
だってTPPって環太平洋条約機構ですから。
環太平洋ということは、太平洋に面している国々で仲良く貿易しましょうという貿易ですから。
ですから、「そもそも中国に名乗り出る資格もない」くらいのことをメディアには書いてもらいたいと思うのですが……なぜかそこは書かないんですね。
産経ビズはこのように分析していました。
前略
実際に中国がTPPに参加するハードルは高い。TPPは、RCEPよりも関税撤廃率やルール作りで高い水準にあり、参加には国有企業改革などが求められるからだ。ただ、参加にまでたどり着けないとしても、TPPから離脱した米国を横目に開放的な姿勢を戦略的にアピールすることにつながるのは間違いない。
なぜ中国は環太平洋国家じゃないと書かないのでしょうか……。
それに…そもそもTPPは対中国のために作られた貿易機構と言っても過言ではないでしょう。ですからそこら辺のことも突っ込めばいいのに、なぜ書かないのでしょう。
さらに言えば、そもそも資格すらない中国が、なんで今更入ろうとしてくるのか、そっちの分析の方が大事ではないですか?
そこの分析も曖昧な上に、入れない理由はぼやかす。
これでジャーナリズムと言われるのですから、どうかしてます。
それに、中国や韓国のようなパクリ精神では入れないです。そこら辺も分かり易く読者に伝えてほしいです。
TPPは、パクリ精神国家の除去が本質ですし、大陸国家を排除して海洋国家で仲良くしていこうということが目的になっています。
パクリ国家で大陸国家である中国が、しかも太平洋に面していない中国が、参加できる可能性などこれっぽっちもそもそもないと思うのですが…この重大な点は無視されちゃうんですね。。
っていうか…中国には一帯一路とかAIIBとか、中国主導の国際協定が幾つもありますよね。
それはどうなったんでしょう。
TPPが無事締結されるかどうか揉めてた頃、中国は一帯一路やAIIBで対抗していたはずなのに、それをすっかり忘れTPPにすり寄ってきているのは、焦りとも見えるのですが、そういう分析は毎日にも日経にもなかったですね。
っていうか、日経の分析もいろいろおかしい。
TPPは米国を含む12カ国で署名したが、トランプ米政権が2017年に離脱を宣言、米を除く11カ国で18年末に発効した。米はRCEPにも参加していない。習氏は19日の関連会議でも米国の保護主義を念頭に強く批判しており、米国の政権移行期にアジア太平洋地域で中国の存在感を高める狙いがある。
米はRCEPにも参加していないって言うけど…そもそもRCEPって「東アジア地域包括的経済連携」なんですけれども。ですから、東アジアの国だけの協定ですから、米は枠外であり、参加するとかしないとかいう領域になってないのですが…この言い方だと、「米国は、参加資格があるのに参加しなかった」みたいな風に受け取れますよね。
同じくTPPは、そもそも中国には参加資格がありません。
ですが、新聞の言い回しだと「中国にも参加資格がある」ような誤解を植え付けられます。
こういう些細な誤解から、物事を見誤ります。
本当にメディアは悪ですわ。
そういう風にしか捉えられなくなってきている自分をどうにかしたいと思いますが、主要メディアの主張を見るたびにどうにもこうにもイライラしてしまいますね。
それではみなさん良い土曜の夜を♪
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おはようございます。
「日経を読む場合経済以外の情報を読む」と言われて久しいですからね。基本中国ありきで経済を語る新聞ですから。長期的で包括的で俯瞰的な目線で記事をかけない経済新聞なんて、冬野菜の保存用紙にしか使えません。
数年前にとあるコンサルの人に「経営者なら日経新聞読むべし」みたいなことを言われて、読むべきでない新聞と判断したことを思い出しました。
特亜は恥の概念が欠如しているので、常に斜め上どころか死角から唐突な発言をしてくるところが、ある意味「無敵の人」状態ですよね。
そんなのに忖度しまくっている日本のマスゴミは、目先のお金の為に魂を売り渡し続けるのでしょう。
権力の監視を謳って憚らない第4の権力こそが暴走しているのですから、国民的には不幸なことです。
益々日本人の自律が求められますね。
おはようございます。
仰る通りですね。
この百年余、日本を含めて世界は、中共のような恥の概念のない「無敵の人」たちによって知らず知らずのうちにコントロールされてきた結果、彼等が常識人と扱われるようになり、まともな人が非常識と言われるようになってしまいました。
ここでしっかりと反転できると良いなと思っていますが、どうなることでしょう。
息つく間もない日常の変化が続いてますが、なんとか乗り越えたいですね。
それではこれからも宜しくお願い致します。