皆さんも読んでてめっちゃ長いってびっくりしたかもしれませんが、私もびっくりしました(笑)
というのも、菅さんの所信表明って全文において具体的なTODOリストなっているんですね。こういった所信表明はとても珍しいです。
ですが、野党の人にかかると「中身がない」と言う事になるみたいです。
つまりは、具体的な反論ができないんですよ。
改めて菅さんが掲げたTODOリストを見直してみましょう。
個人的に反対の意志を持ち合せた部分は青にさせて頂き、野党の人が分かり易く反対したくなるであろうネタは緑にしました。
私は、脱炭素社会の実現、外国人入国緩和、男女平等については具体的理由があって反対ですが、野党の人は逆に賛成でしょう。
また野党の人が反対意見を言えそうなネタって、42項目ある中で、辺野古移設推進しかないんですよね。
42項目もある中で、ここだけピックアップして反対するってなんだかおかしいですし、それ以外の項目で反対したのなら、民意が離れそうです。
つまり、具体的反論する余地がないんですよね。
だから、代表質問で、具体的な反対意見を出す事もできず、まともな質問すらすることできない状態に追い込まれています。
ただ、国会議員は本来、反対することがお仕事ではありません。日本がより良い社会になるために尽力していただく存在なはずです。
ですから、同じ方向性を持ち合せている部分があるのであれば、そこについて一歩踏み込んで質問するのが筋ですし、そうなれば発展的な議論に繋がるはずですが、この8年間「なんでも反対!」だけしてきた彼らはそれができません。
ですから、何をどのように反対すれば良いのかすら、今混乱している最中かと思います。また、この期に及んでむやみやたらに反対をすれば日本学術会議のように藪蛇になってしまうことでしょう。
それでもきっと彼等は「反対」と「批判」だけをし続けるでしょうが、安倍政権の時と違い彼等の「反対」と「批判」は、分かり易く自分の首を絞める自縄自縛に繋がって行くと思います。
ですから、安倍政権時代に当り前になってしまった「反対&批判だけをしてればいい」という時代はすっかり終わり、それが正論には到底ならない時代がやってきた感を私は感じています。
ということで、今日のお話は以上です。
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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この立憲民主党の福山氏の発言みて思ったんですが、
これ、逆に、菅総理が夢やビジョンを語ったら、
「日本どころか世界中が大変なこの時期に、絵空事なんかではなく、もっと具体的なことを聞きたかった、残念」
とか言い出すんじゃないですかね?
完全に返答テンプレができているような気がします。
私も、この表明には賛成もあれば反対もあるし、もっとツッコんで聞きたいところ(脱炭素社会って要するに原発を使い続けるってことですよね? とか)がありますが、おそらく大半の国民がそうではないかと思います。
こんなに具体的なんだから、うまく利用すれば自分たちの政策やビジョンを売り込むチャンスなのに……もったいないですね。
こんにちは。
逆張りのテンプレ納得です!
そんな感じに返してくるでしょうね。
>こんなに具体的なんだから、うまく利用すれば自分たちの政策やビジョンを売り込むチャンスなのに……
ホント仰る通りだと思います。
具体案を提示されたら、「それはちょっと」と思うはずの部分は必ずあるはずで、そこを是正していくのが議員の仕事のはずなのに、これじゃ完全に仕事放棄ですよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。