親中寄りか?と言われている菅政権ですが、江崎道朗先生のお話を聞いてると、もっと高度な国際事情をふまえての対応であることが見えてきました。
早速本題に入って行きたい所ですが…タイトルにあった「カツ丼出す役」の意味を伝えないことには前に進めないので、まずはその意味からお伝えしていきます。
「カツ丼出す役」は、生田さんのチャンネルで先日、平議員が言っていたことなんですが……超要約すると「間を取り持つ人」という意味です。
ちなみにこの言葉は、河野大臣と平議員の性格の違いと役割分担から生まれたものです。
↓言葉が生まれた経緯はこちらで確認を↓
ひょっとしたら今時の人は、この説明でもいまいちピンとこないかもしれないですが……これが古き良き昔の刑事ドラマの黄金スタイルでして。
こんな風に、容疑者にカツ丼出すのは中年刑事の役周りだったんです。
そしてこの中年刑事の役回りが調整役ということで、「カツ丼出す役=調整役」という風な説明を平議員はされていました。
この動画全編面白かったので、よろしければ見てみてね↓
そして、この動画を見た後に、江崎道朗さんのネットブリーフィーングを見たのですが
↓これ↓
これを見たら、日本の役目って「カツ丼出す役」なのかもなぁっと思うようになりました。
と言うことで、いよいよ本題!
なぜ日本は「カツ丼出す役」だと私が思うのか、について書いていきます。
江崎さん曰く、ASEAN諸国は現在、米中対立の激化でかなり困っているそうです。
それはASEAN諸国が中国と地理的に近い上に、経済格差が大きいから。油断するとすぐ中国に侵略される危機感を持ち合わせざるを得ない状況の中でASEAN諸国が生きているからです。
もちろんASEAN諸国も中国に対していろいろ思うことはあるはずですが、金の結びつきが深くなってしまっている上に、中国の軍事力には敵いません。軽い気持ちで米国についたのなら、それこそしっぺ返しが怖い環境の中にいるのがASEAN諸国です。
そのため、慎重な対策を模索しているそうです。
ですから、世界戦略の中国包囲網ではASEANを安全に守り、その上でじわじわと中国を孤立させていく舵取りに苦心しているそうです。
そしてこの点ふまえて今日本は慎重に動いていると江崎さんは仰ります。
なぜなら、アメリカと同じようにガンガン日本も中国を責めたのなら、ASEANを守り抜くのが難しくなるからだそう。
「そのため日本は温和な対応で動いている」とのこと。また日米は役割分担をしながら、慎重に中国包囲網を作っている最中だとも仰ってました。ちなみにこのような役回りをふまえ、菅政権も前安倍政権も政治と軍事の会話を使い分けているとのことでした。
そして私はこの話を聞いて、平議員の「カツ丼出す役」が頭に浮かんだんですね。
「若い刑事=ガンガン行く」がアメリカで、「カツ丼出す役=調整役」が日本という役割分担かなと。
日本の保守世論としては、米国と同様の鷹派な発言を求める声が日に日に大きくなっていますが、それ以外の視点も必要な時代かなと私は思うようになっています。
とりあえずしばらく「日本はカツ丼出す役」という視点で見守っていきたいと思います。
この視点で見ると新たな発見があるかもしれません!っていうか既に新たな発見はあったからこういう記事を書いてるんですがね(笑)
それでは良い週末を♪
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View Comments
こんにちは。
出しているのがカツ丼程度であればよいのですが、ちょっと前までは外務省はうな重や懐石料理を用意するようなやり方でしたからね。
今は官邸主導の様ですから、そのようなことは杞憂に終わると信じていますが。
そんな中でも二階はビュッフェを提供しそうですけどね。
こんにちは。
その前の時代は、そもそも若い刑事役がいない世界で、みんなで最高級のおもてなしみたいな感じですからね。
前提となるものが違いますよね。
変化が激しい時代はものの見方もいろいろと工夫しなくてはいけないのだなぁと思っています。
それではこれからも宜しくお願い致します。