【イラッとする】分析が滅茶苦茶過ぎるコメンテーターたち。

辞めてくれてありがとうなら…上がらない数字があります。

相変わらず前段が長くてすみません(^^;)

ようやく本題でございます。

テレビコメンテーターの中には、安倍総理が辞任表明すると同時に爆上がりした内閣支持率について「『辞めてくれてありがとう』と思っている人の数字が加えられた」と解説する人もいるんですよね(^^;)

東国原さんのように。

これが如何におかしいことが、どうしてもお伝えしたくて書いています。

 

というのも、これを真に受けると、人間の普通が分からなくなるからです。

 

だって……皆さん考えてみてください。

 

自分の本当に嫌いな人がその場からいなくなった時、「ありがとう」と思って「支持する」なんてことありますか?

たとえば上司。

すごく嫌いな上司がようやっと辞めてくれた瞬間が訪れた時、あなたはその直後に「支持する」と言えますか?

「辞めてくれた」事実に対する歓喜は溢れるものの、当然「支持する」なんて無駄なことするはずもないですよね?

辞めてくれても「支持しない」のが普通ですし、人間の感情というものはそういうものでしょう。

だってせっかく辞めてくれたのに支持したのなら、復活だってあり得るんですよ!せっかく終わった悪夢を再開させるが如く「支持する」と言うなんて、どんだけのマゾなんですか?

 

それから大きな権力を持ち合せている人ほど、その権力を失った瞬間から求心力を失うのが普通です。安倍総理は後10日ほど総理ではありますが、辞意を表明した瞬間から権力を失ったとも言える状態であるため、こういう場合下がるのが普通です。

ですが、調査結果は反転しています。

 

だから、本当に辞めてほしいと思う人が沢山いたのなら、「支持率急増」なんてあり得ないんですよ。

 

 

一方で、いつも当り前にいてくれたと思う存在が突然いなくなると分かった時には、気持ちが反転することがあります。

たとえば、マンネリ化した夫婦関係や恋人関係を筆頭に、いてくれて当り前だと思っていた人との関係が断たれる時にこのような感情は起こりがちですよね。

いつもいてくれて当り前だと思う相手に対して人は無自覚に依存状態に陥りやすいものです。ですから、相手がずっと傍にいてくれる事を前提に悪口を言ったり批判しますが、本当に嫌いな人と違って、「消えてほしい」とは思っていないんですよね。

傍にいてくれることを前提に「改善してほしい」と思っているだけなんです。

ですが、改善なのか、消えてほしいのかは、アンケート結果では見えにくい部分があります。内閣支持率なんてまさにそうでしょう。

そして、今回の内閣支持率急増で見えていることは、多くの国民は「支持しない」としながらも「消えてほしい」と思っていたわけではないという事実なんですね。

求めていたのは改善であって、消えてほしいわけではなかったのです。

その思いは、他のアンケート結果にも表われています。

それは安倍政権に対する評価です。

内閣支持率急増&安倍総理を評価する70%超えから見えるもの。

あの朝日新聞のアンケートで71%の国民が「安倍政権を評価した」とのことです。

朝日新聞社が2、3日に実施した世論調査(電話)で、第2次安倍政権の7年8カ月の実績評価を聞くと、「大いに」17%、「ある程度」54%を合わせて、71%が「評価する」と答えた。「評価しない」は、「あま…
安倍政権を「評価する」が71% 朝日新聞世論調査:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 

東国原が仰るように「辞めてくれてありがとう」と思って内閣支持率が上がったのなら、こちらのアンケート結果は低評価となるはずですが、それとは真逆の事が起きました。

つまり、ここまでの内閣支持率の低評価は、安倍総理が傍にいてくれることを前提に「改善してほしい」と思っている国民が多いことの現れであると言えるのだと思います。

さらに言えば、内閣支持率の低迷は安倍総理に期待している国民が多かったことの現れでもあると言えるんですよね(……ぶっちゃけメディアの偏向報道や印象操作によって数字が落ち込んでいたという事も言えるのですが……今日の所はこの部分には触れないでおきましょう……)

にもかかわらず、テレビに出演中のコメンテーターの中には、平気で「安部さんが辞めたからですよ」とこの期に及んでも解説する人がいます。

 

数字を読み解く力がない者が、解説するなど本気で辞めろといいたい!

 

でも、彼等が無理してでも力説したくなる理由は分からんでもありません(^^;)

なぜなら、彼等は大敗北ですからね。

 

最後の最後まで大敗北だからこそ必要になるもの

日本のメディアの多くは、安倍政権の倒閣を使命と掲げ、この8年間頑張っておられました。

そのためにたいしたことでないはずのことも大事件に仕立て上げ、安倍総理を引きずり降ろそうと画策しておられました。

しかし、彼等の思惑とは別の理由で、安倍総理は辞任することになりました。

 

つまり……彼等の攻撃と、安倍総理の辞任理由は別軸であり、連動はしていないのです。

しかも、この期に及んで安倍総理の支持率は急上昇。

8年の月日に渡って、公共の電波を使い安倍総理の悪口を言いまくっていたのにもかかわらず、さらに野党と連動して国会を空転させ続けてきたのにもかかわらず「その労力は何だったのか?」と言いたくなるような事がメディア側では起きているのです。

彼等にとって安倍総理は悪人であり、悪人でなければならないのです。

そうであることを浸透させるためにこの8年間頑張って来たのに、結局国民のほとんどは安倍総理を悪人であるとは認識しないままこの政権は終わりと告げるのです。

つまりは、この瞬間内閣支持率が爆上がりすることは「メディアにとっての大敗北」を意味すること他ならないわけですが……そんな事実彼等が認められるわけ無いじゃないですか(^^;)

だからこそ、彼等はなんとしてでも自分たちが正しかったとアクロバティックな解説をしちゃうのでよう。

しかし、そんなアクロバティックで、最初から最後までどう読み解いたらそういう解釈になるのか意味が分からないことを信用すると、脳がやられるので気をつけましょう。

これは、彼等の単なる悪あがきであり、まるで朝鮮のような精神勝利を勝ち取るための言い草に過ぎません

ですから、真に受けて付き合うことなかれです。

 

逆に今回の内閣支持率急増の結果こそ、私たちがメディアに勝った瞬間なのです。

国民こそ、ここに気が付いて欲しいです。

 

本来であれば、メディアが「負けた」と言わなきゃいけない。

でもメディアの性格上「負けた」なんて到底言えない。

なんとかして自分たちの言っていることが正しいと伝える論法で勝負しなくちゃいけない。

だからこそのおかしな分析になっていることにどうか皆さん気が付いてください。

 

そしてそんなメディアの言葉に流されることなく、この内閣支持率急増は、私たち草の根の国民がメディアという怪物に勝った瞬間であることを自覚して下さい。

 

私たちはここから、内閣支持率が高いままに新しい内閣を迎えます。

これは本気の新しい時代の突入です。だって今までは、不支持率が高くて新しい内閣ができていたのですから。

今回は真逆なんですよ。今の内閣も認められるものだったのにもかかわらず、それでも新しい内閣ができるんです。日本の憲政史上初めての進化かもしれません。

ね!新しい時代でしょ♪

 

っていうか……まだまだ話したいことはあるのですが……だらだら長くなりそうなので、この記事はここまで!

それでは良い週末を♪

 

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takehisayuriko

View Comments

  • こんにちは。

    昨日の記事へのコメントに続き連投にも関わらず、少々今回記事とはズレたコメントになることを先にお詫びいたします。

    今朝報道番組で菅氏が出演している番組で、党員投票を省略することに反対している自称自民党員の電話インタビューが放送されていました。
    当該番組だけでなく、様々なメディアで党員投票省略はいかがなものかという論調を取り上げています。
    実は私、歴は浅いのですが自民党員です。
    自民党の全てを支持しているわけではありませんが、概ね支持しております。
    そんな私から言わせてもらえれば、電話インタビューで党員投票云々言っておられた人には「じゃあ党員辞めなよ」としか思いませんでした。

    党員とはその党を支持しているという表明でしかないのです。そして支持していることが大前提で、その上で投票の権利を行使できる然るべきタイミングで行うのが党員投票なだけです。
    今回は、その"然るべきタイミング"ではないと党本部が判断したのなら、支持者は従うのみです。

    本来党員票の比重をあまり重くするのは危険なことです。
    だって反日であってもお金を払えば党員になれるんですもの。
    その程度のあやふやな存在に一国の総理を選出する権利を過剰に与えることへの危機感が無い人がいかに多いことか……セクシー小泉もまたその一人です。
    自分が総裁選挙で勝つために、何年も地方行脚で安倍政権の悪口を言い回り、綺麗事の建前で党員票の比重を上げたのが石破です。
    自民党を支持するという義務にも似た責任を果たさずに己の権利ばかりを主張する人は、議員であれ一般人であれ私は侮蔑します。

    一般社会においても義務を果たさず権利ばかり主張する人が目立つ時代ですが、これも行き過ぎた個人主義の弊害でしょう。

    (馬鹿正直でクソ真面目な個人の意見を長々と書き連ねてしまい申し訳ございません。
    御眼汚しとお感じになられたのなら、このコメントは上げていただかなくても差し支え御座いません。)

    • こんにちは!
      お目汚しだなんてとんでもないです。
      コメントしてくださりありがとうございます。

      党員投票を重視するのは仰る通り危険ですよね。滅茶苦茶共感します。
      だって重視すれば、敵国からの工作も容易になるものです。
      実際、民主党時代は党員投票で代表を決めていましたが、民主党サポーターは外国人もサポーターになれるわけです。
      となれば、隣国が工作をしこもうとするのならば、大量に民主党サポーターになれば良いということになるわけで、非常に危険です。

      テレビは民主主義の基本的な事を伝えることなく、自分たちの都合にあわせて良い悪いを言うだけで、今回も自民党のディスリを展開したくて「党員投票をしないのはおかしい」という論調を強めているかと思います。

      ただこれ……冷静に考えると、自縄自縛しちゃってるんじゃないかなぁと私は思うようになったので、盛大にやってもらったら良いかなと思ってます。
      というのも、党員投票しないで選任された総理=民意を反映していないというのならば、選挙して民意を問う必要性が出てきます。
      つまり、菅総理誕生後の解散総選挙の大義名分を与えているに過ぎないじゃないかと私は思うんですよね。
      ぶっちゃけ若手議員が騒いだ理由も、そういう論調を作る為のキャストなのかもと疑ってしまうくらいです。
      まぁ実際解散選挙するかどうかは分かりませんが……少なくとも既に大義を手に入れた状態になっていることは間違いないかなと。

      それから自民党の党員投票の話をディスればディスるほど、新野党(立憲・国民)の話はしにくくなるんですよね。あちらはそもそも党員投票なしで新代表決めるって言ってますからね(^^;)

      そうなると、もしも解散総選挙が起きた場合、野党は今まで以上に不利な状態で選挙に突入していくことになるため、なんやかんやでこの「党員投票がない」という事にメディアが噛みついていることはお左翼さまにとっての致命傷になるんじゃないかなぁと思ってます。

      長い返事になってしまいすみません。
      それではこれからも宜しくお願い致します。

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