ヒューストンの総領事館が封鎖された対抗処置として、中国は成都の米国総領事館を閉鎖することを指示しました。
米国の行動を受けて案の定中国は米国の総領事館を封鎖に踏み切りました。
【7月25日 AFP】米中両国が外交上の応酬を繰り広げる中、中国政府から24日に閉鎖を命じられた同国・四川(Sichuan)省成都(Chengdu)にある米総領事館では翌25日、あわただしく荷造りをしたり、建物に掲げられていた国章を撤去したりする職員や作業員の姿が見られた。 中国・成都の米総領事館、退去の準備進む 閉鎖命令受け - |
アメリカのシンボルも取り外され…。
昨日の段階で撤去し終わったとのこと。
【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省報道官は24日、トランプ政権が中国政府に対して南部テキサス州ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を命じたことに関し、総領事館が同日閉… 米ヒューストンの中国総領事館、閉鎖確認 館員ら全員退去 - 産経ニュース |
早いですね。
そして、このような事態にまで発展したので、いつでも武力戦争に発展してもおかしくない状況になったと言えます。
日本は米中の中間点にある国家ですから、それもふまえた上で行動することが大事でしょう。
また、武力戦争という言葉を聞くだけで拒否反応を示し、「話し合いでなんとかならないのか?」と仰る人は多数見られますが、
散々話し合った結果、話し合ってもどうにもならないから、今があるのです。
そこを認識しておきましょう。
米中は今まで外交での話し合いから、経済戦争と、見えない場所での激しいやり取りをしていました。
それでも極力武力に頼らない形での処置を続けてきました。
しかしながら、そんな最中起きてしまった武漢ウイルス騒動は、今までの米中関係をより激しく敵対されることになりました。
発祥元である中国は、その責任をアメリカに転嫁しただけでなく、BLM運動など米国内の分断工作まで行いました。
さらに香港では主権が及ばない海外まで巻き込んだ法を実行してしまいました。
こういう人たちと話し合えるでしょうか?
話し合えないですよね。
ですから米国が「中国とはいくら話し合っても無駄」と見切ったのです。
また今の状況は「会話でなんとかなる次元をゆうに超えた」からこそあるものです。
つまり、世の中には会話で何とかならない事があるということであり、中国共産党は会話でなんとかできる相手ではないということです。
だからこそ、ヒューストンの中国総領事館は閉鎖されました。
もちろん武力衝突が起こらないことがベストですが、この状況を冷静に見た時…「起こさないことを望むことの方が野暮かもしれない」と私は思ってます。
これで米国にある中国総領事館も、中国にある米総領事館も閉鎖されましたが、同じ閉鎖に見えてもこの行動は大いに違います。
なぜなら、アメリカが中国の総領事館を閉鎖するには、それ相応の理由(スパイ活動や反米活動の支援など)があったからこそのことであるのは明白であり、一方で中国は感情的な報復措置に過ぎないからです。
ですから、中国のこの行動に対する世界的理解は得られるはずもないでしょう。
にもかかわらず、焦った中国は謝ることもせず報復措置をしました。
ちなみに日ごとエスカレートしているように見える米中関係ですがが、一事が万事……実は全てがこの繰り返しです。
中国に問題がある事柄を尋ねても、中国がしらを切ったり、アメリカのせいや他国のせいにしたり、しまいには自分を被害者だと言い張る事が続いてます。
たとえ証拠を突き付けてもそれを繰り返します。
だから、強硬措置を取らざるを得ないことが増えているだけです。
中国がきちんと話し合いをして、時には反省もしていたらこんなことにはならないのです。
逆に言えば、中国がきちんとした話し合いもせず、反省もせず、にもかかわらず被害者ぶり、相手を威嚇するという支離滅裂な行動をしているからこそ、このようなことになっているのです。
どう考えても悪いのは中国です。
そこをきちんと見極めて情報に当たりましょう。
またこのような変化を受けて、ここから日本では「武力が~」「徴兵が~」「軍靴が~」といった、現実を直視しない「戦争嫌だ!オンパレード」になることは間違いないですが、目の前にある事象ときちんと向き合いましょう。
戦争が起こる理由を時代の証人としてしっかり学習しましょう。
目を背けては、次の時代に行けることもなく、次の時代を苦しめるだけです。
敗戦国の時代は、私たちの時代で終わらせましょう。
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例の知り合いが、共産党党首の志位氏の「軍事費削りコロナ対策に」というツイッターをリプライしていました。
正直、「そういう理想を語るのなら、尖閣諸島に中国が来るのをやめさせて。話はそれからだ」と思いました。
返信をざっと見ても、「まず中露をなんとかしてから」というのも多く、意外にみんな、わかってきているのだなと思います。
というか、こんな状況下で「防衛費削れ」って、日本をなくそうとしているようにしか見えません。
それに、防衛費があるからこそ、自衛隊が、クルーズ船に対応したり、洪水の災害復旧の活動したりできるのに・・・。
私は、正直、戦争は嫌ですが・・・ほかの民族や台湾へのいろいろを思うと、いたしかたないのかなという気もしています。
日本が時流を見間違えないことを祈ります。
おはようございます。
戦争をしたくないのはみな同じだと思います。
でも、「いつだって戦う」気持ちを失った瞬間、いとも簡単に国は乗っ取られます。
私たちは二千年以上の歴史を有する国ですが、国というのは油断すれば簡単に滅びるものです。
その自覚を多くの日本人が一気に取り戻しているのは、ありがたいことですね。
安倍さん自身は見間違えていないと思うし、米国がここまで反中に導いたのは、安倍さんの水面下の戦略のおかげでもあるだろうなと思ってます。
ただ安倍政権はなぜか親中で固められています。
打破して欲しいです。
それではこれからも宜しくお願い致します。