さぁ!新しいWeekday♪が始まりました。

月曜日は、週の始まり!お仕事の始まりです!

ですが……月曜の朝はちょっと憂鬱っていう人も多いかもしれませんね(^^;)

ですから、そんな憂鬱を吹き飛ばし、少しでも皆さんの仕事が楽しくなったらいいなと思い、月曜日は「今日から使えるマーケティング講座」を曜日企画としてお届けしております。

また、少しでも気持ちいい出勤時間のお供になったら良いなと思ったので、「今日から使えるマーケティング講座は朝7:00に更新しています☆

是非今日からの仕事に「今日から使えるマーケティング講座」を使ってください。宜しくお願いします☆

 

みんなの意見を聞くのは大切なことだけれども…

マーケティングをするということは、広くいろんな人の声を受け取るということでもあります。

そしてその声に基づいてビジネスを行っていくことでもあるのですが…………その声にはいろんな内容が含まれます。

もちろんその声を全部汲み取って実現できたらベストなのかもしれませんが……ぶっちゃけそれをしたら……ビジネスとしてままならない状況……ズバリ言えば、とっちらかった状況になってしまいますよね(^^;)

だから、マーケティングって、どの声を拾って、どの声は無視するか、その見極めが重要なんです。

そうしないと自分の軸がぶれぶれになりますからね。

でも最初のうちはどういう指針でお客様の声を汲み取ればいいのかも分からないことが多く、マーケティングをしたがために右往左往することも多いだろうと思います。

ですから今日は、この手の問題についての手始めとして、「無視した方が無難な意見」について、まずはお伝えしたいと思います。

 

マーケティングで出てきた「もっと安く」の声には合わせません。

マーケティングで商品に低評価がつけられた場合、その理由として最も上がってくるコメントは「価格」です。

「値段が高い」とか「もっと安かったら」とか「買いやすい値段であれば」という回答は、どの商品においても低評価の理由の上位に必ず上がってくるものです。

昨今の社会はコスパという言葉が一般用語になっておりますが、コスパという言葉が定着する以前から、日本社会は「良い物を安く」という消費者意識は一般的なものでありました。

ですからどの企業も「良い物をできるだけ安くお届けしよう」と最大限の努力をされていることだろうと思います。

そして、最大限努力した上で、価格がつけられていることだろうと思います。

ただどんなに頑張って価格を押さえても、その価格が「高い」と思う人は必ずでてきます。

ですから、「高い」と言われても、そこで右往左往しない方が良いなと思います。

というのも私……いろんな商品のマーケティングをしてきて、分かったことがあるんです。

それは、買う気がない人(商品に惹かれなかった人)は「断るための体の良い言葉を探している」事が多々あるということです。

 

そういう時に、「価格が高い」という言葉は、とっても重宝する言葉です。

断りやすいですし、買わない理由として分かり易いですからね。

ですから、この言葉(高い)に対しては、そういう消費者意識もある前提で受け止めたら良いと思います。

 

「高い」と言われた時こそ、他の言葉に注目しよう

また商品に低評価がついた場合は、価格以外の言葉に注視してみるべきでしょう。

食べ物であれば、不味いとか、口に合わないとか……化粧品であれば、効果を感じられない、肌に合わないとかです。

なぜなら、消費者というのは、その商品が気に入った場合、ぶっちゃけあまり価格は気にならなくなるものだからです。

入口の段階では「価格が高い」という抵抗感をもっていたとしても、気に入ったらそのお金は気軽に歳出するものなんです。

ですから、「価格が高い」という評価がついている理由は、価格以外の問題点があってのことだと受け容れて、他の要因を探るようにしましょう。

多くの場合は、価格以前の問題が気になってその言葉を発しています。また、類似商品と比べてこの商品の特異性が感じられなかった場合、安価な商品の優位性が高まる仕組みになっています。そのため類似商品と比べて高いという思いが出てきて発せられることが多々あります。

ですから、低評価が沢山ついた場合は「価格が高い」以外に発せられた言葉をアンケートの中から見つけ、問題点を探るようにして改善するようにしましょう。

間違っても、アンケート結果に合わせて価格を安くすることはないようにしましょう。

だって、どんなに価格を安くしても、商品に魅力が無ければ、買ってはもらえませんから。(笑)

それから「価格が高い」という評価をつけた人の多くは、「そもそもその商品に興味がないから高く感じる」場合が多いです。ですから興味がなかったんだな…と、割り切った方が良いと思います。

だって、人は興味がない商品・買う気が起こらない商品群ほど、高価に感じるものですから。その商品が、業界の中では滅茶苦茶安い値段で提供していたとしても、そう思っちゃうものですから。なので、興味がない人に合わせて価格を下げてもそもそも無意味だと思ってます。

それに価格を下げたことによってビジネスも逼迫するから、この行為だけは全くオススメできません。

ですから、価格は崩さずに、如何にその価格で満足していただける商品を提供できるか、そこを考えることが大事だろうなと、私は思ってます。

みなさんもそこの軸を保った上で、お客様アンケートを読み込んでみてください。

 

ということで、今日のお話はここまで!

また来週お会いしましょう♪

 

 

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takehisayuriko

View Comments

  • こんにちは。
    今日の記事も、その通り過ぎて頷きながら読んでいました。

    本当に必要ないものは安くても買わないんですよね。
    逆に高くても欲しければ買うというのは真理だと思いますし、高いからこそ買いたいものもありますよね。

    私もサービスの値段を4倍にしたのですが価値を感じて頂いている方は喜んで買って頂けていますし、価値を感じない人は安かった頃も買っていませんから、価値を感じていれば高いものでも「必需品」「生活の一部」になるのだろうなぁと実感しています。

    ただ慣れていないと、お金が問題なのか?本心は別のところにあるのか?の見極めが難しいんですよね^^;

    あれやこれやとタダ聞きしてくるけれど絶対に買わない人に接すると「興味を持ってくれているのだから、安くすれば買ってもらえるかも」と思ってしまうんですよね。本当は欲しくなかっただろうにサービスを終了したとたん「欲しかったんですよね~」と言ってくる人とか。(笑)

    でも、そういう人はコミュニケーションの一環で質問してくれているか、タダならいいけどお金を出してまでは買いたくないというレベルかのどちらかなのだと何年も経験してきて悟りました。そうでない人もいるのかもしれませんが、相手が価値を感じてくれるのを待つのではなく、自分の意志で価値を高め続けることにしました。

    本当にこのことを起業初めに知ることができていれば、人の言葉を鵜呑みにして振り回されることもなかったですし、ターゲティングを見誤ることもなかったなぁと思います。

    次回もまた楽しみにしています^^

    • こんにちは!
      いつもありがとうございます。

      ビジネスを始めて最初の頃は、自信と実績が無い中で戦わなくてはならないので、価格についても本当に悩みますよね。
      ただビジネスを始めた以上プロですから、一般相場を下回らない価格を最低価格と位置づけて、その上で試行錯誤していかないといけないと思います。
      とはいえ、現代の商売の多くはスケールメリットが前提にあって価格が抑えられているパターンのが多いです。小さな商売ではそのスケールメリットによる低価格は実現できないので、その点もよくよく考慮した上で根付けしていかないと大きな企業に潰されるだけのことになってしまいますよね。

      ですから、商売が運用できる最低限の価格の変更は絶対に行わないという強い意志が必要なのですが、本当にここを保つって大変です。

      お互い頑張って生きましょう。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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