かれこれ2ヶ月前、5G陰謀論が流れましたが……やっぱりぃな展開で、相関性が取れなくなっているように思いますが、皆さんはどう思いますか?
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今回の武漢ウイルスの件においても、様々な陰謀論が流れていましたね。
アメリカの陰謀、中国の陰謀、そして5Gのせいなど。
5G陰謀論が最も流行ったのはイギリスで、そのイギリスでは5Gの基地局が放火される事件が多発しました。
5Gの電波が新型コロナウイルスの感染拡大を加速させている──。そんな陰謀論が英国では拡散しており、携帯電話の基地局や現場の作業員などが 「5Gが新型コロナウイルスの感染を加速」という偽情報が拡散、英国で基地局や作業... - WIRED.jp |
現段階で5Gとの因果関係が絶対ないとは言い切れませんが、陰謀論が拡散された当時の地図と今を見比べれば「どうかな?」と思って当然だと思います。
5G陰謀論が流れた3月中旬の感染者世界地図。
そして、こちらが当時一緒に流れた5G地図。
一見相関性があるように見えますが、そもそも5Gが入るような国はそこそこの先進国であり、外国人の行き来が多い国です。
日本の感染でも都市部における被害が大きかったですが、それは人の行き来が激しい場所の方が、感染症被害が大きく出るという証でもあると思います。
そういう観点で見れば、5Gのある所は感染の被害が高いのは当然と言えば当然でしょう。
しかしながら、全てはその通り(5Gが導入された場所は感染が広がる)になっていないのが事実です。
5G説が正しければ、導入国では広がり、非導入国では広がらないはずです。
しかし、台湾は5G導入国(2020年未定)ですが、徹底的な防疫政策によって、現在までの感染者は440人、死亡者数は7人です。
また香港も5G導入国(2020年4月~運用開始)ですが、これまた徹底的な貿易政策によって、現在までの感染者数は1052人で死者数は4人です。
一方で、5Gが導入されていないパキスタンは、現在までの感染者数は37218人で死者数は708人です。
それから中南米の島国ドミニカ共和国も5Gは導入されていませんが、現在までの感染者数は11320人で死者数は420人です。
この違いどうして生まれたのでしょうか。
5G説が正しければ、この因果関係も説明できなくてはならないのですが、皆さんどう思いますか?
ちなみに私は、単に防疫対策の違いと言えるのではないかと思っています。
そもそも台湾と香港は、世界で最もチャイナへの警戒心が強い国と言えるでしょう。ですからこの2国は、初期段階から徹底的な防疫活動を国を上げて行いました。
もしも5Gによって感染が広がるというころならば、この2国でどんなに防疫活動をしたところで感染拡大が起きたはずですが、もちろんそんなことは起きませんでした。
また台湾や香港と対照的に2月の段階で感染が拡大したイタリア(5G開始2019年~)・イラン(5G開始2020年未定)・韓国(5G開始2018年~)は、5G導入国ではありますが、中国人の往来が多い国でもあります。またこの3国は台湾や香港のように、中国人を一気に閉め出すようなことはしていなかったはずです。
つまり、台湾・香港とイタリア・イラン・韓国の違いは、初期段階で中国人との往来を阻止できたかの違いです。感染源は5Gではなく、中国人と見る方が妥当ではないのでしょうか。
またこのような視点で5G説を見ていくと、感染源の中国人への目くらましのように私は見えて仕方ありませんが、皆さんはどう思われますか?
また、このような説で見ていくと、一番不思議なのは日本かもしれません。(5G開始2019年~)
日本は春節で沢山の中国人が日本にやってきていました。それから2月にはダイアモンドプリンセスで船内感染の対処をせざるを得ないことにもなりました。
本来であれば、イタリア・イラン・韓国のように感染が増えてもおかしくはありませんが、2月の時点では阻止しました。
その後3月の欧米パンデミックにより多くの日本人が一斉帰国し、その後日本でも感染が広がり緊急事態宣言も出されましたが、世界と比較すれば大きな被害もなく終息を迎えつつあります。
ちなみに日本も5G導入国ではありますが、「5Gのせい」と思わなくてはならない事情など一つも現れていないように私は思いますが、いかがでしょうか。
後に5Gの因果関係が科学的に証明されるようなことがあるかもしれませんが、現段階における結果を見回した時、「5Gが導入されている国は先進国であるため人の行き来が多い=人が多いから感染しやすい」という意外の相関性は見当たりません。
また陰謀論の恐ろしいことは、5Gがウイルス源のような情報に振り回されてイギリスのような行動に出てしまう人が多発するでしょう。(イギリスの5G運用開始は2019年から)
その扇動によって起きた傷の方が、実際のウイルス感染によって起きた出来事より傷が深くなる可能性のが大きいのではないのでしょうか。
ちなみにイギリスの場合は、死者が3万3千人を超えアメリカに次ぐ死者数を出しおり、ウイルス被害は深刻ですが、陰謀論にほだされてパニックを起こしてしまう事態になることが、死者数を増やしているとも言えるのではないのかなと…私は思ってしまいます。(ちなみにアメリカでも、5Gの運用は開始されているそうですが、一部地域のものでほとんど進んでいないし、北米全体で5Gインフラは進んでいないそうです……でもメキシコを含めた北米全体の感染者数って多いですよね。)
それから、今回の武漢ウイルスで死者数が多い国は、5G導入しているかどうかよりも、①貧富の差が大きいこと、②適切な時に適切に医療を受けられないこと、そして③老人の人口比率が高いことが上げられています。
アメリカとイギリスは①と②の要因によって、増えているのではないのかなと思いました。
本当はここから本題書こうと思ったのですが、想像以上に長くなったので、記事分けます!
それでは!
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View Comments
いつも興味深く拝読させていただいております
1つだけ気になりましてコメントをお許しください
香港の死者は本日5月17日時点で4人かと思います
私は香港在住ですが、おっしゃる通り台湾と共に抑え込みに今のところ成功してる都市の1つと思います
武漢閉鎖翌日から100%のマスク率と歩きながらもアルコール消毒するマメさ、それと日常的な漢方の取り入れ方など色々功を奏したのかもしれません。
ちなみに、ソーシャルディスタンスはほぼ気にされてないのが興味深いところで
(なんせ香港の方々は距離がむっちゃ近いのです!!)密はあまり関係なさそうな気がしてる今日この頃です笑
こんにちは!
ご指摘ありがとうございます。
再度いつも確認しているデータサイトを見たら、ご指摘の通り4人でした!すみません。
多分香港の下のチュニジアの死者数のデータと見誤ってしまったと思います。私の中で「香港は中国の横だから一桁はなかろう」という勝手な思い込みみたいなのが見誤りを作ってしまったのかもしれません。大変失礼いたしました。記事もこっそり4人に直しました。
香港本当にすごいですね。
ちなみにソーシャルディスタンスは、どうやらあまり関係ないらしいです。(全くないわけではありません)
それよりも、触れたものからの感染のが多いそうです。
日本は、間違っていると分かっても、一度決めたらそれが貫かれる傾向が強い国なので、変な方向に極まっていかないか少し心配です。
それではこれからも宜しくお願い致します。