金曜日は「教えて!波動相談室」のコーナーの日です。
こちらのコーナーでは、読者の方から寄せられた質問に、波動の見地からお答えしていきます。
また、波動の見地からお答えするものの、これは私の個人的見解にすぎません。
ですから、これだけが正解ということはもちろんあり得ませんから、「意見やアドバイスの一つ」として参考にして頂き、その上で自らで答えを見つけて頂けたらと思ってます。
どうぞ、この点お含み置き頂きました上、お読みくださいませ。
本日頂いたお悩みは、「階下の人との向き合い方」です。
30代女性・ちゃいさん(金融)から頂いた質問です。
ではまずは相談内容をご紹介致します。
竹久さんこんにちは。
いつもブログを読ませていただき、生き方や考え方の参考にさせて頂いております。ありがとうございます。
今回は悩んでいることがあり、思いきって相談させていただくことにしまさした。
私は現在、夫と男の子の幼児二人と四人暮らしで賃貸アパートに住んでいます。子どもが生まれる前から六年近く住んでおり、周辺環境も気に入っており、同世代の子どもを育てている方ばかりで、お互い様ということもあり、お隣さんたちとも良好な関係を築いていました。
二階に住んでいるため、階下の方に迷惑をかけるからと子どもが歩き始めてからは防音マットをひき、ついジャンプなどをしてしまったときには謝ったりと対応をしてきました。
当時の階下の方は私と同世代の息子さんとそのお母さんと二人暮らしで、生活時間もずれており、こちらも深夜にうるさいからお互い様、と、子どもたちにも優しくしてくれていました。
しかし、息子さんの仕事の都合で転居されてしまい、別の方が入居してきました。
高齢のご夫婦で、ご主人が深夜のタクシードライバーをしているそうです。 初めて主人が階下の奥さまにお会いしたときに、子どもが小さいこと、下の子はまだ1歳なので言い聞かせてもついジャンプや走ってしまうかもしれないことはお話しし、謝罪しました。
その時は気にしない、不動産屋さんから聞いているから、という回答だったようです。
平日は共働きで保育園にいっているために比較的静かです。問題は週末です。
主人は不定休なので、私と子どもたちだけのことが多く、なるべく出掛けるようにはしていますが、家にいる時間も平日よりは多くなってしまいます。
そのためか、最近は階下のご主人が乗り込んできて怒鳴り散らしていきます。 ピンポンを連打し、ドアを何度もたたくので、子どもたちが怖がります。
特段、ジャンプしたり騒いでいるわけではありませんが、転んでしまったり、おもちゃを落としてしまうので、ご迷惑をかけているとは思います。
ひたすら謝罪はしていますが、言いたいことをまくしたてて、あとは帰っていきます。
不動産屋さんに連絡し、大家さんから階下の方に説明してもらうことになりました。
そして直接ではなく、不動産屋さんか大家さんを通してもらうようにお願いしました。 それでも乗り込んできました。 (乗り込んできたのは三回です。) 以上が現状です。
ここからが悩みです。 子どもたちには、きつく言い聞かせてはいます。決して階下の方に嫌がらせでしているわけではありません。
防音対策もできるかぎりしています。遊ぶときにはさらに分厚いプレイマットを購入し、その上で遊んでいます。これ以上の対策は下の子の成長を待つしかないのでは、と思っています。
そして、波動の観点からいうと、同調しない方がいいとは思うのですが、どうしてもかわいそうな人だな、と思ってしまいます。(話の中で息子さん方がいることがわかりましたが、来ているそぶりもなかったので) 冷静に話を聞き謝罪しているし、怒りを覚えるわけではありませんが、無感情に徹することができません。
そして、私が低波動になっているから階下の人を引き寄せてしまったのでしょうか。
そして、この度、引っ越しを決めました。3月半ばから一階の門部屋の鉄筋コンクリートのマンションに住むことになり、子どもたちには今ほど気にせずに過ごしてもらいたいと考えています。
でも、これは逃げになってしまうのでしょうか。 全ては私の波動が未熟だからだと思いますが、アドバイスを頂けると幸いです。
ちゃいさんさんからのご質問にここからお答えしていきます。
また今日のお答えポイントは以下3点とさせて頂きます。
①環境を変えなくてはいけない時、嫌な人が登場する場合があります
②逃げてはないです!転機をきちんと乗り越えました!
③これくらいの同調は大丈夫
この3点に沿ってここからお答えしていきますね。
相談をお寄せ頂いてからお答えするまでに、1ヶ月半の時間があったため、丁度今、新居へと引っ越している最中か、もしくは新居へ引っ越した後なのかなと思います。
転居での新しい生活は始まったばかりかその最中だと推測されるため、決断の是非に迷われていることでしょう。
ですが私は、新しいスタートに相応しい決断であり、これからも波乱はあるもののより良い人生に繋がって行くだろうと、推測させて頂いております。
というのも、転機というものには、単純に相手を打破していくものだけではありません。
ちゃいさんが体験したような展開もあるからです。
特に本人自身に特段の問題がない場合、このような転機が起きます。
相談内容を読ませて頂いている限り、常にちゃいさんは適切な対処を心掛け、周りにも気を配れる素敵な人だと私はお見受けしました。
ですが、ここには波動的に見ると一つだけ落とし穴があるんです。
それは、このような生活を続けているうちに自然と波動上昇していくことです。もちろん波動上昇することを私は推進していますし、良いことだと思っています。でもそれゆえに転機は訪れるものです。
つまり、ちゃいさんがそれ相応の波動上昇をした結果、もっと相応しい場所があなたに必要になって来てしまったということです。
このような時の転機は、どうしようもないほど理不尽な事が起きます。
なぜなら、そのような理不尽な事が起きない限り、その場をあなたが離れる理由がないからです。
今まで住んでいた土地の人とも友好関係を築いていたからこそ、きっとちゃいさんはできれば今まで住んでいた土地から離れたくなかったはずです。
でも、波動的に視ると、その団地の波動が今後のあなたにとって相応しくないという判断になったのだと思います。
その団地の波動が悪いとかそういう話ではないです。ちゃいさんの努力もあってその土地の波動は非常に穏やかに保たれていたことでしょう。でも、その土地にいる限り、劇的な波動上昇は今後は見込めないと、ちゃいさんの傍にいる見えない存在たちは思ったに違いないと私は推測しています。
だからこそ、その場をなんとかしてでも離れてもらう必要があったのだろうと思います。
そのために、階下の住人は登場したのだろうと思います。
しばらくは、前の住んでいた地域が恋しいでしょうし、階下の人に対して不満に思う気持ちは出てきてしまうでしょうが、いずれ「離れることに意味があった」と腑に落ちる時がくると思います。
そして、それに気がついた時には、階下の住人にも感謝の思いが溢れるようになるでしょう。
「転機」に関して私は、「極力逃げずに向き合うように」お伝えしているため、「逃げる(逃げた)ことは間違っているのではないのか?」という自問自答を繰り返す作用をちゃいさんにも、他の読者の方に与えてしまっているかもしれませんが、極力逃げずに向き合った結果、新天地を求めるのは逃げてはいないです。
冷静な考察の上での判断ですから、これは前向きな検討の結果であって、逃げてはいません。
このことを少し別のたとえで説明しますね。
たとえば、これ以上どう頑張っても負債を抱えるビジネスモデルがあったとします。現代で言うとレンタルビデオ屋などが、これに当てはまると思いますが、こういった場合、現状を維持しようとすることは単に過去にしがみつくだけになります。
なんら好転の機会は与えられず、より酷い窮地に陥ることに繋がります。
↓レンタルビデオ屋のビジネスモデルについてはこちらの記事を参照してください↓
しかし、こういったタイミングに差し入ってもなかなか人は現状を変えようとはせず、ずるずるしてしまうものです。また、努力で現状打破することができるような妄想に掻き立てられることすらあります。
これこそが波動上昇ではなく、波動低下をする行為なのですが、それになかなか気がつけません。
ちゃいさんのケースにおいては、どうしようもならない階下の住人と付き合い続けることが、これに当たると言えるでしょう。
またレンタルビデオ屋のような斜陽産業であったとしても、一度栄華を極めたようなビジネスモデルは易々と手放す事はできず……逆に言えば、辞めることの方が勇気がいる作業だと言えるでしょうし、断ち切ることが転機を作り出す契機と言えます。
つまり、断ち切ることは逃げることではなく、転機の作業である場合もあるのですが、その判断は一律化できるものではありません。
ですから、そこが判断として難しいところでもあるのですが、冷静に向き合えば伸るか反るかというものは見えてくるものです。
時として伸り、時として反るのが正しい人間の行いだと思うのですが、画一化された現代はその些細な判断に戸惑ってしまうことも多いはずですが、対応は時と場合に応じて変わるものです。それはどこでも同じ事だと思います。
ちゃいさんが引っ越し決断する経緯には、充分悩むに値する感情の起伏があったことでしょう。
ただ頂いたコメントは、淡々と事実と現状だけが綴られていましたから、多分ちゃいさんは冷静に、客観的に、そして俯瞰的な判断な上で引っ越しすることを選ばれたのだろうなと私は思いました。
この行動は、規模こそ違えど、レンタルビデオ屋がレンタルビデオ事業を辞める判断に等しいと言えると思います。
つまり、逃げたのではなく、状況を冷静に判断して転換を図ったということだと思います。
私のお話ししている転機は主に「打破」の側面が強いものが多いので、ちゃいさんはいろいろ悩まれたと思いますが、これも転機です。
なぜなら転機の際に必要なことは、どんなこともあるがままに受け止め、その現状の中において、エゴの正常化と波動上昇を試みる観点で最善の策をとることだからです。
ですから、引っ越ししたことも転機であり、打破です。
ちゃいさんにとって充分過ぎるほど良かった環境を手放すことは、勇気を必要とする決断です。
それを行ったから転機です。
大丈夫です!逃げてないです!乗り越えているんです。
それから、今回引っ越しする決断に陥った理由の一つに「階下の人と同調したせいではないか?」と思われているのではないのかな?と思いましたが、これくらいの同調は普通にしてしまうものです。
気にしないでください。
そして、「同調したからこういう結果になったのかな?」と悩んでいるような様子も見受けられましたが、先に書かせて頂いた通り、それは関係ないです。
ちゃいさんがどういう対応しても、階下の人とは上手くいかなかったでしょう。
また階下の人は、ちゃいさんに新天地を求めてもらう為に現れた嫌われ役なので、ちゃいさんの早い決断によって、早々にその役目を手放すことができました。
だから、お互いにとってWINWINと言えるんじゃないかなと、私は思ってます。
今後も同調してしまう気持ちは普通に表われると思いますが、お話しをお聞きしている限りは、そこまでここは気にしなくて良いと言うか、その同調によって低波動に引きずられるということはちゃいさんにおいては起こらないと思います。
今まで通りに、周囲を観察し、周囲と協調し、周囲と楽しく生活することを心掛けながら、理不尽な転機も乗り越えていきましょう。
これからひょっとしたら、理不尽な試練の波が続くかもしれませんが、それはあなたの持っている魂が強いからだけです。
魂を磨いてほしいと思うどなたかが試練を与えているだけですから、その気持ちを受けいれて、どうか荒波でも乗り越えられる強さを身につけてください。
多分見えない存在たちは、ちゃいさんに期待してるんだと思うし、ちゃいさんならできると思って与えているだけだと思います。
そこを意識して、どうかこれからも人生を乗り越えていってください。
こういうパターンに入ると、新天地でも荒波を体験せざるを得ない可能性が高いですが( ;∀;)、数年荒波を超えたら、大方凪のモードに入るはずです。
そう思って頑張ってください♪
それでは、今日の波動相談室は以上となります。
ちいさんのご質問に答えられたでしょうか。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
また来週の相談室は、はったつうさぎさんから頂きましたお悩み、「正義をふりかざすことと、言動の一致・不一致」を解説したいと思います。
それではまた来週お会いしましょう♪
こちらのコーナーでは皆さんのお悩みを受け付けております。
ご相談がある方は、下記リンクの「相談室ポスト」からご投稿ください。
↓相談ポスト↓
View Comments
拙い質問の文章にもかかわらず、丁寧にお答えいただき、ありがとうございます。
なかなかじっくりと読めず、御礼が遅れ、さらに夜になってしまい申し訳ございません。
涙をこらえながら、しっかりと読み、受け止めさせていただきました。
引っ越しは無事に終わり、新しい生活がスタートしております。ただ逃げてしまったんじゃないか、というところが胸にひっかかっておりましたが、竹久さんのお言葉でふっきれて、前向きになることができそうです。新しいステージに進めたんですね。そう思うとワクワクします。
実際、あの心地よかった環境や大金を手放すにはこれくらいの出来事が必要だったと思います。引っ越しまではとても大変でしたが、今は子供達ものびのび過ごすことができて、笑顔が増えていて、実はすでに階下のご夫婦には感謝の気持ちが芽生えてきています。自分でも少し驚いています。
のちのちの大凪時代に向けて、これからの試練も前向きに捉えて生きていこうと思います。
最後に、お忙しいとは思いますが、どうかお体にはご自愛くださいね。
ありがとうございました。
おはようございます!
新しい生活が入ったタイミングでお答えできたのも、何か神じくみのようなものを個人的には感じていました。
ちゃいさんはもの凄く深いレベルで考察できる人だと思うので、その邪魔にならないようにアドバイスしてほしいという見えない世界の采配があったんじゃないかなと思うくらいでした。
これからもいろいろ乗り越えなくてはならない事は出てくるでしょうが、どうぞこの調子で乗り越えていってください。
これからも宜しくお願い致します。