私が御蔵島に行っている間に起きていた、萩生田文科大臣の「身の丈発言問題」
何が問題だったのかさっぱり分からずに随分時間が経ったのですが、ようやく事の本質が見えてきました。
多くの人は「身の丈」というと否定的に捉えることも分かりましたが、この衝動が苦しむ社会を生み出す原動力になってるんじゃないの??
安倍総理の側近でもある萩生田文科大臣の首を何とか取りたい野党とマスメディアは、「身の丈発言は非常識だ」と繰り返し仰っております。
そしてその発言がきっかけで「大学受験の英語民間試験見送り」と言うことに、世の中的にはなっていると思うのですが、この流れなんか変じゃないですか?
文科大臣の発言一つがきっかけで、「既に決まっていた大学受験の英語民間試験見送り」って何か変だよなとずっと思っていたのですが、ようやく今日の虎ノ門ニュースで全貌が分かりました。
須田さん、武田先生ありがとうございます。
この動画の01:37:35から、「既に決まっていた大学受験の英語民間試験見送り」の話が始まります。
そして、須田さんの解説でようやく分かったのですが、この英語民間試験って既得権益がズブズブに絡んだおかしな話だったのですね。
さらに、このニュースの最後の方で、武田先生が仰ってますが、日本の受験制度や教育制度は、今の形のバージョンアップではなく、抜本的に見直す必要性があると私も思います。
それから、「萩生田文科大臣の発言のせいで、既に決まっていた大学受験の英語民間試験見送りになった」ことになっていますが、それとこれは完全に別問題ですね。
萩生田文科大臣は批判を逆手に、新たな受験ビジネス利権の構造となり得るこの制度を進めることを、自らの判断でストップさせる機会を得たと言える話ではないかなと思います。
こういう見方をすると、萩生田さんグッジョブ!そして、メディア&野党もグッジョブなのですが、メディアと野党の重箱の隅をつつくような騒ぎ方は本当におかしいなと思います。
メディアが大騒ぎしている「身の丈発言」って、一体どこから出てきて、どうしてこれほどまでの騒ぎになっているのか見直したら、BSフジテレビのプライムニュースのコメントのやり取りの中で起きた発言だったのですね。
私、記者会見とかの発言だと思い込んでいたので、この事実を知った時には結構脱力しました。
こんな些細なことで、ここまで大事にしちゃうのかと。
とはいえ、受験というものが身近な若い子においては、この「身の丈発言」は怒りを買うものであった事は事実のようで、正義のミカタに出演しているジャニーズWESTの中間君もめっちゃ怒っていました。
ただ、受験というものを乗り越えて随分な大人になって見返すと、このように「身の丈」を否定的に捉えたり、「背伸びすることが努力」と間違えていることが、私たち日本人を大いに苦しめている最大の要因なのではないのかなと思ってしまいます。
今回の一連の騒動を見ながら思ったのですが、「身の丈は変わる」という大前提の事が理解できていない人が多いのではないかと、逆に私は不安になりました。
身の丈というのは、そもそも身長のこと。
それが転意して「無理をせず、力相応に対処すること。分相応。」という意味でも使われるようになったのだけれども、「分相応」という意味よりも「身分不相応」という言葉が浸透しているから、「身の丈にあった」と言われると、「身分不相応な事はするな」といった被害者っぽい意識が強く出てしまうのかなぁと思うけれど、この感覚が間違っているし、この感覚を用いているから多くの日本人が苦しんでいるんじゃないかなって思う。
だって、身の丈(身長)って変わるから。
それに、服というのは身の丈にあったものを選んでこそ、一番自分が美しく見えるし、着ていてる本人も快適です。
つまり、身の丈を知るっていうのは、現状把握ができているとも言えるし、今の自分に良い状態を知るっていうことでもあると言い換えれると思います。
逆に、身の丈に合わない服を着ている人は、どんなに高級な服を着ていても滑稽ですよね。
だから、身の丈に合わせるって大事なんです。
そして、今の日本は個人個人が身の丈と向き合わずに、背伸びばっかりして、身の丈を忘れた行動をしてばかりいるから、どんどん頓珍漢な事がふえているのだとも思います。
また無理にみんな背伸びしてしまうのは、身の丈が変わるという大前提を忘れているからでしょうね。
今自分が生きている場所を肯定して、今自分の範囲内でできることを見つけて、それをきちんとやっているうちに人は成長し、身の丈が変わっていくのです。
もちろん身の丈というのは、成長によって変わるのだから、いつまでも同じ身の丈であるはずもありません。
そして、身の丈が変われば、人の出会いも変わり環境も変わっていくのです。
だから今の身の丈が一生続くことは考えにくくて、ただし今の身の丈を理解せずに成長することももちろんできません。
そういった生きる基本を忘れ、理想や未来を語ろうとするから、みんなおかしくなっているだけだと思います。
そして、こういう当り前の事を分からないで生きている人ほど、ストレスに苛まれて不安定な生き方になり、社会に不満を募らせる結果になっているだけだと思います。
どんな身の丈であっても、人間らしい生活を送ることができているのが日本社会なのに、その良ささえすっかり忘れて自暴自棄になっている人が多すぎて、本当に可哀想ですよね。
まずは、自分の身の丈にあった、身分相応な生き方を楽しんでみましょ♪。
ちなみに身の丈を理解しながら、利他に生きる人が一番幸せなお金持ちになるそうだよ。DaiGo君の動画によるとね。
どんな身の丈でもいいじゃない。
今の身の丈に合う中で、自分の出来る事をそれぞれ頑張ろ。
それがいい社会を作るための原動力にきっとなるはずだから。
変化が大きい今の時代にオススメの一冊です☆
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ゆりさん、いつも勉強させていただいています。ありがとうございます。
アメブロ経由で、you−0801.kのネームでゆりさんのブログを読ませていただいています。
政治関連は疎いですが、非常に読みやすいです。
また、時事ネタ系も特に引き寄せや波動に関しては、非常に納得できることが多いです!
ブログを見ていてもふわふわ系の引き寄せビジネス(アメフトはとくにでしょうか)、盛ったプロフィール写真w、自己陶酔感満載のものに対して、たくさんのフォロワーを抱えていたりして、とても???です。
地に足のついた健全なアラフォーを目指しています。
はじめましてこんにちは。
お読みくださりありがとうございます。
またお褒めの言葉くださり、ありがとうございます。素直に嬉しいです。
アメブロは相互依存している人たちが多いので、イイネしてイイネ返しや読者登録して読者登録返しみたいなことが多いのではないかなと推察しています。
着実に丁寧に楽しく生きていきましょう。
これからも宜しくお願い致します。