只今「いだてん」では、皇紀2600年(1940年・昭和15年)に合わせたオリンピック招致活動を描いている最中です。
そこでふと思ったことがありました。
「めっちゃ面白いよ!」って言い続けている「いだてん」ですが、なぜだか視聴率はだだ下がりのようで
良いものだからと言って、人気を博す訳ではないのだなぁと思っております。
まぁ大河という枠組みでほぼ現代を描くという事がそもそもミスマッチングと思われて、それで視聴率が上がらないのかなぁとも思っていますが……
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それでも「いだてん」は近現代を学び直すだけでなく、違う角度からも学べる教材の一つであると思ってます。
だから、見てると「あぁそうか……」と気づきが色々出てくるんですよね。
現在「いだてん」では、皇紀2600年(1940年・昭和15年)に合わせたオリンピック招致活動している最中でして、ですから台詞に「皇紀」という言葉がめちゃくちゃ出てきます。
すっかり保守思想になった私は「皇紀」に何の違和感もなくすんなり入ってきますが……そういう人の方が少数派のように思います。
実際、今の世の中「皇紀」という存在を知らない人の方が多くなってしまっているのではないかと思うのです。学校で一切習いませんからね。
何も知らずに見ている人は「皇紀ってそもそも何?」ってなっちゃうだろうし、「皇紀」事態が「昔の産物」と思い込んでいる人も多いのではないのかなと思ってます。
また「学校で一切習わない」部分に、私たちの人生を歩む上での掛け違いがいろいろと起きているように、私は思っています。
ちなみに、皇紀というのは……
皇紀とは、日本の初代天皇である神武天皇が即位したとされる年を元年(紀元)とする日本独自の紀年法。
です。
つまり、「皇紀」=「日本の時間」です。
ちなみに今年は皇紀2679年ですから、日本ができて2679年目ということでもあります。
西暦はキリストが産まれた時を基点に数えますから、日本はBCの時代から国として成り立っていたと言えます。
ただし……戦後教育はこういうことを一切教えられませんから、日本が地球で最古の国であることを知らない人も多いし、「皇紀」という存在すら知らない人も多いというか……それが大半なのではないのでしょうか。
実際私も、古事記を読み、そして橿原神宮に出向くまでそんなこと気にしたこともありませんでしたし、「皇紀」という存在すら知りませんでした。
でも、最近思うんですよね。
これが私たちを苦しめる要素の一つなのではないのかなと……。
つまり、「皇紀」を知らないことは、きちんとした日本の歴史や文化を知らないことであり、また「皇紀」をやたら軍国主義の象徴のように言いたがる人たちもいますが、それこそ戦前を偏った歪んだ見方をしている象徴なのではないかなと。
「皇紀」や「元号」は、日本の独自の年法ですから、独立国である証であり、また日本独自の時の流れがあることを現わしています。
しかし、その一つ(皇紀)が戦後使われなくなりました。
それだけでなく、「皇紀は軍国主義の象徴」とも言われるようになってしまいましたが……、冷静に考えてみると、これはどう考えてもGHQの意向でしょう。
GHQが皇紀を隠したのは、それなりの理由があったはずです。
そして、その理由は、「西暦よりも長かったから」ではなかろうかと、私は思ってます。
「海外よりも長い歴史を持っている素晴らしさ」が分からないようにさせる事は、日本人の弱体化に繋がると思ったのではなかろうかと推察します。
そして、実際それが分からなくなっているからこそ、現代人の多くは民族的迷い子にもなっているように思います。
敵国の狙い通りですが、狙い通りになってるからこそ、「皇紀こそ取り戻した方が良いのでは?」と最近私はよく思ってます。
皇紀というものが日本にあった事を知ってから、個人的には「皇紀」を大事にするようになったものの、それは個人的な範疇におけることでした。
今の時代、皇紀という言葉を見かけることがまずないですから、皇紀というものが昔はどのように扱われる存在だったのかも分かりにくくなっています。
だから、「昔の人は、皇紀をどのように扱っていたのだろう?」と常々疑問には思っていたのですが、調べるには至っておりませんえした。
ただ、いだてん見ていたら、自分が想像していた以上に「普通に使われていた」ことを知ることができました。
また、その「普通」は自分が思っている以上のものだったので、すっごく驚きました。
だから、自分でもここについて少し深掘りしてみたのですが、本当に普通に使われてたんですね。
あの朝日でも
沖縄の離島でも
特段問題もなく普通に使われていることに驚きました。
今では皇紀なんて「軍国主義の象徴」的な感じで、悪の枢軸扱いされている面も多いですから、本当に驚きました。
冷静に考えてみたら、これって「令和」などの元号が、悪の枢軸扱いされるのと同じ事ではないのかな?と思えるようになってきて、だとしたら、とんだお門違いの思い違いの中で、やっぱり私たちは生きているのだなとも思うようになってきました。
特に最近は、神武天皇すら存在しない感じの言い方をするメディアばかりですしね、特に朝日なんてそう。
でも、そんな朝日でも、戦前は全く違ったんですね。
たった79年前のことなのに、こういう部分だけ私たちの歴史からは抜けてますよね。
その上「悪いことの象徴」みたいに教えられています。
こういうの……やっぱりおかしいよなって思います。
今の価値観だけで歴史を成敗するのではなく、当時の人たちの「普通の気持ち」に寄り添って、そこから見える日本の中から、本当の日本を知り直していきたいなと、改めて思いました。
そして、21年後の皇紀2700年の時には、今一度当り前に皇紀も使われる時代に戻っていたら良いなと思いました。
日本人らしい生き方をするためには、やはり日本の暦が必要だと思います。
失ってしまった時間軸を取り戻して、日本人らしい穏やかな生き方ができるようになれたらいいですね。
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皇紀なるものがあったことを恥ずかしながら只今知りました。2679年という年月を知るだけで日本という国がどのようなものか一瞬でイメージが変わります。本当にゆりさんのブログのお陰で様で自分の国を好きになることが出来ました。
おはようございます。
こちらこそいつもお読みくださりありがとうございます。
皇紀という当り前のことが教えてもらえない事って悲しいですよね。
こういう部分に気がついて是正できる世の中になったらいいなと思ってます。
それではこれからも宜しくお願い致します。