重度障害者でありながら政治家となった舩後さん。
山本太郎が政局利用するために国政に送り出された人だというイメージで当初いたのですが、舩後さんに関しては、政治をする器をお持ちの方であった事がどんどん分かるようになってきましたので、記事にします。
れ新が重度障害者の方を政界に送り込んだのは、彼らが障害者を政局利用するためのものだろうと思っており、その推察は今も変わっていません。
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どうして彼らが障害者に目をつけたのだろうか、その理由はこんなとこだろうと私は思ってます。
敢えて弱者と呼ばれる人を送り込むことで、政党や自分への批判を回避することができます。
また議員に対して批判が出たのなら、「差別」「人権侵害」という武器で応戦すれば、自由な聖域を作ることも可能でしょう。
本来、議員というのは批判されて当り前なのですが、その前提が今回当選された議員によって崩れたということなのですよね。
狡猾な手段過ぎて辟易しますが、言い換えれば世論を見抜いているとも言えます。
また政界のいろはを良く分かっていない新人議員は、誰であっても多くは政党の傀儡と言えますから、今回れ新からの選出で国会議員になられたお二人も、れ新の傀儡であることは変わらないだろうと思っていたのですが……
もともと舩後さんは安倍総理のご友人であった事実を知り、
安倍首相「れいわ新選組ALS議員の船後さんは昔からの親友」安倍首相の演説に来てたのがきっかけwwww
山本太郎も誤算の事態に発展するのでは?いや、発展してくれたらいいのになぁと思っていたのですが、結構な具合で大誤算っぽい感じです。
今回の記事をあげるきっかけになったのは、このラジオの議事録を読んだからです。
【インタビュー全文字起こし&音声配信】特集「重度障害者の「れいわ新選組」・木村英子議員、舩後靖彦議員に聞く」▼2019年8月14日(水)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」22時~)
木村さんのインタビュー内容は、政治が分からないけれど担ぎ上げられたタレント議員にありがちな言葉&市民の声程度のものしか上がっていないのに対して、舩後さんは何を国会でするべきなのかできることは何かがかなり明確なのですね。
木村さんはいわゆるタレント議員で、舩後さんは結果を残すタイプの議員さんだなと思いました。
しかも木村さんは、「政治は良く分からない」ってはっきりインタビューで言っちゃってます。
荻上:今回、「特定枠」で上位に上がることによって、太郎さんに入れた人達の票もれいわ票になり木村さんのものになるということで色んな責任もあります。どう受け止めていますか?
木村:すごく重いなっていうふうには思います。そこで受かっても、その責任というのはかなりあるんだろうなっていうのは思っています。私は、政治は素人ですし、分からない点も多いですけれど、山本太郎さんがやっぱ当事者の声を国会に届けて欲しいっていう思いも強かったですし、私自身も大多数の健常者の方が多い国会の中で、重度の私が入ることによって、私にとってのバリアっていうのが明確になっていくと言うか、そういうことも、体をもって変えていくこともできるのかなと思っています。
国会議員一年生は誰もが未知の世界とは言えますが……「政治は素人」とか「政治は分からない」とか「これから勉強します」とか言った人で、結果を残した人などいないと思います。
また、国会というのは立法府であるわけで、市民活動をする場所ではありません。彼女の言葉を見ていると、どれもこれも市役所の窓口で訴える市民側で、自分が逆側の立ち位置になったという自覚が見当たりません。
しかも「議員生活6年を通してやりたいこと」のチャプターでの最初の一言はたまげますよ。
◆6年間を通してやりたいこと
荻上:国会が始まった際、厳しい課題がある中で、議員としてどのように成長したいと考えますか?
木村:あからさまな差別を受けた時には、抗議して行こうかなって思っています。普段やっぱり差別的なことは言われることはあるので、とても傷つきはしますけれど、でもそれに対して、仲間たちも含めて、国民の代表としているわけですから、そこは個人レベルの問題ではなくて、差別をなくすという意味では、きちっと話をしていきたいし、公表したほうがいいと思います。
議員さんである自覚がやっぱりないのだと思います。市役所の窓口で苦情を言っている人の立ち位置感を私はどうしても感じますが、山本太郎さんはこういうタイプを欲してたでしょうし、そういう意味では彼の思惑に適う行動をしてくれる議員さんなんだろうとは思います。国民の代表とはとても思えませんが……。
一方舩後さんは……
荻上:最後にこの6年間の議員生活に向けての抱負や課題について教えてください。
舩後:全ては教育にありと考えています。日本の30年前を考えれば、時代も変容し、国際障害者年や障害者自立支援法が生まれ、そして重度障害者が国会議員になった。その時代背景によって変化する事象や慣例もあると思います。全ては教育にあり。私は、10年20年後に未来を創造して、代わる障害者に対する偏見を教育で変えたいと思います。さらに子供の頃から、潜在意識の領域、さらに深く無意識の領域にまで存在する「差別意識」を除外する倫理・道徳教育は必要と考えています。重度訪問介護の不備も喪失した人々の潜在意識の領域ならびに無意識の領域に重度障害者には生産性がないという確定した思いがあるからです。かと言ってその方々を責めているわけでは全くありません。大東亜戦争の日本が弱体化するために GHQ が導入した教育や文化が要因と考えていますが、具体的には掴みきれていません。ところで明らかに研究不足の感があることは否めませんが、今現在インクルーシブ教育を礎土台とするモンテッソーリ教育の2段階以上の教育を、小学校、中学校、高校そして大学に導入すれば良いのではと考えています。モンテッソーリ教育は知的・発達障害の治療教育、弱者とも言える貧困家庭の子供達への教育から発展させてきた教育法であることから、土台とするインクルーシブ教育に好影響をもたらすものと考えています。この事を6年間でやり遂げたいと思っています。(終)
この引用文だけを切り取ってみても、二人の違いはありありとしています。
舩後さんは現代の問題点をかなり明確に捉えていて、その為にどのような方策や啓蒙が必要なのかもふくめたプランが既にあるようです。
「政治は分からない」と言っている木村さんに対して、舩後さんは「この事を6年間でやり遂げたい」と宣言しています。
こういったタイプの人は時代の風を吹かせてくれる議員さんタイプです。
しかも、日本の教育がどのように変容し、その問題点がGHQが基点となった戦後教育にあるとも考えています。ここら辺の部分は、以前より「アダチル問題の根底は戦後社会と教育」と断言し続けてきた私はめちゃくちゃ共感してしまいますが……戦後体制が大好きな極左の皆さんには頂けない発言ですよねwwwwwwwww。
っていうか、れ新応援団の皆さんは、舩後さんの発言に相当ざわついている模様です。
ビーチ前川のtweetみて!
リツイート数もすごいし、コメント内容も凄いでしょ?
詳しくはリンク先で確認を……。
ちなみに彼らがすでにざわついている理由は舩後さんのこの言葉のようです。
大東亜戦争の日本が弱体化するために GHQ が導入した教育や文化が要因と考えていますが、具体的には掴みきれていません。
たったこれだけの言葉で、彼らの中では「ネトウヨ認定」されることになるようです。
彼らは思想が違う人に対しては、突如攻撃的になる傾向がありますから……これからどうなるのかが、楽しみです。
弱者を政局利用してきた人たちが、思想の違う弱者に対してどのような対応をするのかが、楽しみです。
これで彼らが舩後さんに攻撃的になるのなら、彼らがわざわざ特定枠を利用して作りたかった政局利用は水の泡になるわけです。
また一方で舩後さんは、自らの政治指針がはっきりとしています。
荻上:現在の安倍政権について、舩後さんはどういう風にご覧になってますか?
舩後:消費税増税はデフレを20年以上長引かせることになっているので全くいただけません。現在 、自民党ホームページにも改革などの左傾化した言葉があるそうですがご存知ですか?総理の祖父の岸元総理は、上司にアカと言われ激怒したそうです。それを知っているはずの安倍総理があえて左傾化した言葉を使うのは勇気あることだと思いますし、その根底には安倍政権が野党に対して柔軟な態度で接するという思いがあるような気がします。もしそうならその点については評価致します。
荻上:野党連携に関してはどのように考えていますか?
舩後:意見があっている方々とはどんどん連携していくべきと考えています。
れ新信者の人とは比べものにならない広い視野の中で物事を考えていることが良く分かります。
舩後さんの視野の広さは、山本太郎にとっても、れ新信者にとっても誤算だったのではと思う次第です。
また舩後さんが求めている改革は、意外にも自民党の平議員あたりと共鳴しそうなので、逆に期待が持てるなと、私は思いました。
ということで、舩後さんの今後の活躍を密かに期待したいと思う次第です♪
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竹久さんこんにちは。
木村さんの発言から
飛行機のタラップを這い上がって
航空会社を相手に大騒ぎした障害者の方を思い出してしまいました。
前者が自己愛による発言に比べ
舩後さんの発言には人類愛や他者への想いが見受けられるように思います。
障害のある方は、今世で魂のすごいハイレベルな修業をしていると何かで読んで
鵜呑みにしていた単純な自分は
自己主張、権利主張が大得意の自己愛溢れる身体障害者の方々に驚かされます。
同じ党でありながら相対するお二人の今後を
見守りたいと思いました。
こんばんは!
障害者の方も、健常者と同様に二極化していますよね。
私は木村さんの発言を聞く度に、介護する健常者の気持ちを考えることはあるのかなと思う事が多いです。
表現の不自由展の人たちもそうですが、権利を主張する人たちは自分たち以外の人の事を思う気持ちが欠落しているように思えてしまいます。
本とかではmiyaさんが仰るような事が度々書かれており、そのような人が大勢いるんだよなと思う反面、「この人は前世で、一体どんな罪を犯してしてしまったのだろう」と思えて仕方ない人も時折います。
何事もそれが全てと思わないことだなと、思ってます。
それではこれからも宜しくお願い致します。
舩後さん、こういう方だったんですね。記事にしてくださって、ありがとうございます。当選されたときも、
「私たちのために、無用なバリアフリーのために税金を使って欲しくない」とコメントを出されたそうで、よくいる権利だけ主張する人ではないのかもとは思っていましたが…。
竹久さんが引用してくださった舩後さんの言葉を読みながら、舩後さんはご自分の苦しみを越えたものを見ることが出来る方なのだと感じました。
近年は障害者も施設から出て生活するようになり、いわゆる健常者と接することが増えました。障害者の側も考えを改めなければならない時期が来ていると思います。
(出来ないことがいけないとか、そういうことではなくて、障害者やその周囲が一方的な被害者意識を持つだけでは通らなくなってきましたね。身近にいる分、そう思います)
木村さんの「政治は素人」発言、女性の社会的地位向上を訴える女性政治家がよく使う手ではあるので残念です。
「こういう人の声がでかいせいで、かえって女性(私の場合)がバカにされるのではないか」と悲しくなります。私はフェミニストではありませんが、無知や不勉強を売りにしたほうが受けが良いという空気も歯がゆいです。
舩後さんのおっしゃることが完全に理解できているわけではないので、今後も見ていきたいです。よろしくお願いいたします。
こんばんは!
舩後さんは「対等」を求めていて、木村さんは「平等」を求めている違いが言葉の節々に現われているのだと思います。
平等という概念には常に上下関係がつきまとい、平等を訴える人の多くは下部に自分が属する感覚があるはずです。この感覚のままに平等を推進すると、フェニミズムのような歪んだ秩序が作り出されます。
これからの時代は平等ではなく対等だと思います。
それが分からない人は色々大変なんじゃ無いかなと思ってます。
これからも宜しくお願い致します。
非常に分かりやすい解説でした。ありがとうございます。
自分も教育こそがキーだと思うので、船後さんの今後に期待ですね。
潜在意識の領域に教育がどこまで影響できるかはわからないですが、
少なくとも自制できる人材育成ができれば御の字かと。
最近耳を疑うようなニュースが多いですが、タガが外れたものを修正していきましょう。
おはようございます。どう致しまして。
舩後さんの話を読んでいて、「『ぼくはエネルギー体』という書物を書いた神原康弥君と同じような精神領域を体感されているのゆえの発言なのでは?」と私は思いました。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AF%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E4%BD%93%E3%81%A7%E3%81%99-%E7%A5%9E%E5%8E%9F-%E5%BA%B7%E5%BC%A5/dp/4938939924
神原康弥君は2歳の時に脳症となり、それ以来寝たきりでしかも喋られない状態で生きています。しかし、だからと言って何も分からないわけではないし、他の世界を知っていることを教えてくれています。
舩後さんが潜在意識にフォーカスする理由は、似たような体験をされているからこそなのではなかろうかと私は思ってます。
ビーチ前川なんかがのさばれる教育界のレベルから、自制・自律を推進できる教育界に生まれ変わってほしいものですね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
友理子さん
れ新の支持者が船後さんの発言を取り上げてリンチ状態になっているのに、山本太郎はこれにダンマリで、安倍総理は官邸に招いて励ました・・・っていうこの↓記事。
https://seijichishin.com/?p=25654
支持者のリンチっぷりが、なんかとってもイヤな感じだし、何より山本太郎はやっぱり世の中で「弱者」とされる人を利用しただけなんですよね。船後さんは、れ新を出たほうがいいんじゃないでしょうか。
おはようござます。
実にタイムリーです☆昨日同じ記事を教えてくれた別の読者さんがおられて、読んだ所です。
本当にお左翼様たちのダブスタって凄いなと思うし、弱者のためではなく弱者を利用することしか考えていないのが彼らである事がはっきりと露呈しましたよね。
一番えげつないと思ったのは舩後さんが大東亜戦争という単語にたいして謝罪文を呈示した時に元号で日付を書いた事に対してさらに憤っていたところですよね。
「元号使うな!西暦で書け」なんて言葉を見かけましたが、これを見たら誰もがきっと「れいわ新撰組なんて名乗るなよ」って思いますよね。
そもそも最も元号を使うに相応しくないほど国体を理解していない政党が、話題作りのために元号を利用する浅はかさ。
これからどんどん美辞麗句の中にあった薄汚い本音が露わになると思います。
楽しみですね。
それではこれからも宜しくお願い致します。