昨日の社長の会見で、よしもとにはとっても隠したい何かがあるということが、決定的になったなと思います。
昨日のよしもとの社長の会見は、きちんと見ていないのですが……っていうか、
ただただ冒頭に宮迫さんと亮さんへ謝り始めたことが、個人的にはドン引きで……私が一生懸命見て、自分なりの分析などしなくとも、芸人さんたちによって上がってくる声が真実だと思ったので、その間は静観してたのですが……
どうやらあの会見、社内支持率ほぼ0%と見て良い会見だったと思います。
っていうか、よしもとの皆さんって空気読むことに尋常じゃ無く長けている人の集団なのに、そのTOPがあそこまで空気が読めないって凄いというか……
その空気の読め無さが、極楽加藤さんとかが「みんな社長に怯えていた」という言葉が飛び出すほどの、恐怖政治に繋がっていたのだろうなと思いますし、
空気を読んでなんぼ!不穏な空気を笑いに変えてなんぼ!の会社の社長が、あそこまで空気が読めないことが露呈されてしまったのですから、
今のままのよしもとなど、存在し得ないだろうなと思いました。
だって、空気を掴んで笑いを得ている人の頂点が……ここまで、空気も笑いも読めなかったんですよ?
着いていく意味ある?っていう気持ちに芸人が苛まれても仕方はないでしょう。
岡本社長のあの空気の読め無さというか、暖簾に腕押し的な感じは、本人のそもそも持ち合せていた性格なのか、
それとも、会社を守るためなのかどっちなのか、
相当悩んだ人もいると思いますが……
私は、社長がサラリーマンになってしまった代償だと思います。
あの空気の読め無さは、サラリーマンとしてしか会社を見ていなかったことが露呈しただけだと思ってます。
芸人さんには保身と言う言葉は相当な売れっ子にならない限り手に入れられない感覚だと思いますが……サラリーマンになるとみんな「今の保身」に熱中します。
だから、「今さえ良ければ!」という意識が強くなって、会社としてどうあるべきかという本質的なことはおろか、世の中の長いスパンも見えなくなって、、今という時にただただ迎合しようとするのです
今に生きていたとしても、それが自分軸か他人軸かは大きくちがって、サラリーマン体質になると、多くの人は他人軸の上で、今という時にただただ迎合しようとするのです。
何より怖いのは人からの批判だからこそ、社内では恐怖政治を繰り広げ、さらに社外でも従業員(芸人)たちの労力&能力によって培った土壌で威喝を行うにも拘わらず、世の空気感が自分を否定的に見始めたとならば、自分の今まであった正論は度外視して、いきなり謝っちゃうわけです。
よしもとの芸人さんのほぼ100%は、岡本社長のあの会見に、血の気の冷める思いを感じたでしょうね。
空気読まなきゃいけない会社のTOPが、空気の読め無さMAXの上に、100%の自己保身を携えて現われたら、そりゃこういう空気感になりますよ。
どんなに威圧的な人であったとしても、その威圧に筋道があったのなら、その理由ははっきり話せるはずなんです。
でも、あの会見には全くそれがなかったでしょ。
つまり、彼には哲学が無かったということなのです。
そして、この哲学が無いのにも拘わらず、TOPに登り詰めてしまった人が日本にはわんさかいます。
本来はTOPで生きる人ではないことはあからさまで、生涯ダウンタウンのマネージャーで生きていた方が岡本さんの人生にとっても、よしもとにとっても幸せなことだったのでしょう。
しかしながら、昨今のサラリーマン社会がこの「適材適所」の不変なる真理を忘れさせてしまったのでしょうね。
少なくとも、よしもと芸人でそこそこでも有名人になれた人の多くには哲学があるはずです。超人気者になって、それが継続していらっしゃる方には、譲れない哲学はそれぞれ持ち合わせているはずです。
哲学は、政治思想とは違い、対立は起きにくいため、考え方の違いは許容されるのですが……
そもそも哲学がなかった人は許せなくなります。
今、よしもとの社長には、美学も哲学もない事が完全に露呈されましたので、この上で会社が今まで通りということはもうできないと思います。
そのため、空中分解カウントダウンという状態に入っただろうなと思います。
ただし、芸人それぞれがよしもとという環境を背に培った哲学があるはずなので、その哲学を元に分社化されることになると思います。
これが原点回帰になればいいなと私は思います。
よしもとは、芸人との書面のやり取りがないからダメだ!
みたいな話は、今回散々聞きましたが、なくても上手くやっていけれる会社が一番居心地の良い会社です。
家族の中でいちいち書面のやり取りをしてたら、ギスギスするのと同じで、あうんの呼吸で上手くやれることが日本人にとって一番ここち良い空間なのです。
ですから、新たに生まれるであろうよしもとの新会社は、
どうか、紙による書類の契約にこだわらず、古き良き日本の会社を顕現するために尽力してもらえたらいいのになと私は思います。
今に迎合したからと言って、それは良くないよ!ということは、実はよしもと以外の社会の住人はみんな既に知っています。
ですから、私は期待しているのです。
どうか空中分解した先にある分社も今まで通り口約束でやってほしいと。
そしてその口約束で上手く乗り越えてほしいと。
そんなことができる感覚を持ち合わせているのは、今やよしもとの芸人さんしかいません。
紙など二の次で、仕事は信頼関係で乗り越えられるという術を、どうかよしもと芸人さんのこの危機によって取り戻してほしい!
と
図々しいながら、私は思うのです。
根本的には、日本人には絶対的にそっちのが合ってますから。
どうか、よしもとの芸人さん!!!今に迎合しないで!!
古き良きよしもとの慣習に基づいた上で、新しい社会を提案してください!!
ほんと!頑張って!頑張って!頑張って!!
よしもとの芸人さんは、紙で交わすことが合理的で先進的に見えるかもしれないけれど、全く別のトラブルもこれによってどんどんうまれるよ!
どうかそこに気が付いて。
今まで教えてもらった息づいた価値観で原点回帰してください!!!
そうなるようにお祈りしています!!!
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今晩は。
とても良い共感できる記事を見つけたので
紹介させて下さい。
【桂春蝶の蝶々発止。】
吉本興業との契約が解消となったお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんと、「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんが20日、東京都内で行った記者会見を2時間半、見させていただきました。
会見内容は、驚かなかったですね。そもそも、大手プロダクションに圧力団体的な一面があることは、素人の方でも分かってますからね。
先日も、ジャニーズ事務所が民放テレビ局などに、国民的アイドルグループ「SMAP」の元メンバー3人を出演させないよう圧力をかけた疑いがあり、公正取引委員会は独占禁止法違反のおそれがあると注意したそうです。同事務所は否定しましたが…(笑)。
冒頭の会見が「すごい」と思ったのは、吉本側と折衝した際のやり取りを、宮迫さんと亮さんが洗いざらい公表したことです。
育ててもらった親を告発する。そこに、どれだけ苦渋の決断があったか分かってあげてほしい。自ら謝罪したうえで、あそこまで事務所に物申すのは、歴史上初めてでしょう?
どれほど不本意で悲しかったか。なぜ、こうなるまで事務所は放置したのか…。私は理由の1つとして、芸能事務所とメディアがブラックボックスになりすぎたからではと思うのです。
今後の動向を精査しないと分かりませんが、宮迫さんは会見で次のように語っていました。
「(パーティーは)入江くんの主催ですが、そこに吉本興業の社員もいたイベントのスポンサーが、僕らが行ったパーティーと同じで、そこから入ったスポンサー料でギャラを払っているということは、構造的には同じこと。吉本という大きな会社ですら気付けなかったというのであれば、反社会的勢力という判断を、特に一個人でするのは難しい」
分かりにくいですが、これは宮迫さんらと吉本興業が同じような立場だという訴えではないのですか? 芸人だけが断罪され、契約解除されるなんて筋が通らないと。
異様だったのは、この不可解な発言について、マスコミが誰も指摘しなかったことです。
亮さんは会見で「僕が不審に思ったのは(吉本側から)『在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫』といわれたこと。何が大丈夫かわからない」とも語っていました。
われわれ芸人は商品ですが、物ではなく「人間」です。人間である以上、ミスもある。腐食した考えの中で、われわれは時に消費され、時に抹殺されてしまう。
文化の本質は、ダメな人が改心し、己と向き合いつくり出されてゆくものです。品行方正だけで汚れなき人間に、人の業(ごう)が、語れますかいな。ダメな人間にしか、本当の笑いなんて作れない。
いつかそれを、皆が分かってくれたらなぁ。
***
気持ち的には この方と全く同じです。
人は 失敗から学ぶと思うんです。
しくじり先生 いつか 出て欲しいな。笑
こんばんは!
この会見で何かまた一つ世の中の流れが変わりましたよね。
みんなしくじって強くなり大きくなるものだと、私も思います☆
それでは!