昨日から大河ドラマ「いだてん」は第二部に突入しましたね。
以前からいだてんについて何か思うことがあったら書くと言っていたので、今日は書きます。
元々大河を好きではない人って一定層いると思うし、その上大河で近代劇ときたら、そもそものコンセプトとずれている気がして見なくなってしまう人も多いと思います。
その上クドカン脚本だからこその醍醐味である部分(時代を行き来するアクロバティックさ)が、大河のメインターゲットである高齢層が話についていけなくなる原因になっていることは容易に理解でき、それが低視聴率の大きな要因になっているでしょうが、このドラマ誰が何と言おうと名作です!!!
少なくとも、私にとっては一生忘れることのできないであろう名作の一つです。
特に私世代の人ほど見た方が良いよなと思うほど、明治以降の日本の足跡を学ぶための良き教材だと思ってます。
そんないだてんでも、たった一つだけ、NHKの意向で時代考証を敢えて踏み外したことはありましたが、
この半年、がっかりしたのはこの数秒の出来事だけで、後は至って超がつくほど真面目に歴史と向き合い時代考証をしっかりしてくれていると感じています。
特に、関東大震災の後の「なんだ? なんだ、その言葉? 日本人じゃないな」という台詞には、クドカン渾身の思いを私は感じました。
関東大震災直後、当時併合をしていて日本に住み着いていた朝鮮人の人たちは、火事場泥棒をはたらきはじめました。
↓詳しくはこちらで↓
その事は戦後社会では敢えて触れられず、なんなら「関東大震災における朝鮮人大虐殺」という名の、全くもって真逆の情報として戦後流布され続けています。
↓朝鮮人擁護記事はリテラで確認を↓
『いだてん』が関東大震災「朝鮮人虐殺」を示唆! 大河『いだてん』に関東大震災「朝鮮人虐殺」を示唆するシーンが! 右派の虐殺否定デマに抗した勇気
↑ものすごい勢いで事実を逆転させるリテラの筆力だけをお確かめくださいね↑
8年前に起きた東日本大震災の時の火事場泥棒のほとんどは外国人でした。
同じ事があの当時も起きていたと思えば、全ての事は辻褄があいます。
しかしながら、それを率直に伝えることができないのが今の日本です。
そんな中、分かる人には分かる歴史的事実をきちんとふまえて書いてくれているクドカンがありがたいです。
また別記事で触れたいですが、とにかく時代考証が他にはあり得ないほどクドカンはきっちりやっていると私は思っています。
NHKの圧力に負けず、これからも頑張ってほしいです。
うっかり、タイトルにもした本題を忘れてブログ終わりそうでした(>_<)
世間的には、たけしさん(古今亭志ん生)はキャスティングミスと言われており、私もそんな気がしていたのですが……
歴史にとっても詳しい居島さんが真逆の事を言われたので、つまり居島さんが「適役!」と仰ったので、そこから私の見方は変わりました。
そもそも私、古今亭志ん生さんを知らないですしね。
それまでキャスティングミスなのかなと思い込んでいましたが、居島さんのお言葉を受けて古今亭志ん生さんの動画とか検索したら、素直に「なるほど……」と思いました。
しかもドラマでは、居島さんが「歴史まじでやばくね?」でお話ししてくれた古今亭志ん生さんのキチガイっぷり(関東大震災で酒を飲みまくる)も描いてくれていて、私はそれが嬉しかったというか……「歴史まじでやばくね?」を聞いていない限り、知る事のないであろうエピソードがきっちり大河に描かれていることが嬉しかったし……といよりも、クドカンがかなり深掘りして登場人物の人生を学んでいなければドラマに描かれなかったはずなので、やはりクドカンは滅茶苦茶勉強熱心だと改めて理解できて嬉しかったのです。
いだてんは、今週から新たなドラマが始まっています。
今まで見てなかった人でも、まだ間に合うので、是非みてみてください!!!
はまれば面白いはずです!
ほんの少し見方を変えたら~ようやく本質に戻れる時代の中で~
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