執行先生の講座で新たな言葉を覚えました。

それは「ガリガリモウジャ」です。

 

ガリガリモウジャ?

執行先生の講座で新たに覚えた言葉。

それは「ガリガリモウジャ」です。

最初この言葉を聞いた時、私は間髪入れずこれ↓が

そうです!ガリガリ君が頭に浮かんだのですが……。

ガリガリ君の話をしている訳ではないというくらいのことは、私でも分かったので、

こっそりスマホで「ガリガリモウジャ」を検索してみました……。

ガリガリモウジャは我利我利亡者でした。

この漢字に触れた時、「おぉ!」と心の中で大きな感嘆があがりました。

 

 

我利は地獄街道まっしぐら

我利我利亡者はこんな意味の言葉です。

欲深くて自分の利益だけを考えている者をののしっていう語。

先生は、「我利我利亡者になれば、地獄街道まっしぐらなのにも関わらず、世の中は我利我利亡者ばかりだ」と嘆いておられました。

その気持ち痛いほど良く分かります。

この7年ほど、精神世界に向き合うようになってから、自分も含めて世の中の人間の多数がそこに陥ってしまったからこそ、この地獄が作られているのだとようやく分かるようになりました。

精神世界に向き合うようになった私は、この世界が地獄であったことにようやく気がつくようになったのですが、

地球が地獄である事を認識する。

その地獄を作り出していたのは、自分でもあったことに気がつくには長い時間を費やしました。

なぜなら、地獄の中で生活している間は、常に「自分以外のせい」にするのが常だからです。

自分も生み出している一員という責任感が必ず欠落するからこそ、自分のいた場所が地獄であったことを認識しても、それが自分のせいでもあるということまでは理解が及びにくいのです。

 

教祖はみんな我利我利だ。

何度も記事にしているので、今さら敢えて言及することではないのですが、精神世界の人気者のみなさんって、綺麗ごと並べているけれど、みんな我利我利ですよね。

如何に自分が幸せに生きることしか考えていない。

自分が犠牲になることなど微塵も思っていない。

そして、自分の幸福の実現こそが、世の中の為だと仰っている。

私は、精神世界と本気で向き合うと決めた時から、そこは逆方向であったため、この世の中の流行というか方向性というか実態に気がついた時は、本気で愕然としましたよ。

っていうか、その違いにはっきりと気がつけたのはたった1年前のことです。

↓参考記事↓

【気がついた!】「幸せになりたい」は2種類ある。

「そんな欲望は、精神世界に向き合う前にやり遂げておけよ!」って、この事実にはっきりと気がついた時に思ったのですが、その欲望が精神世界にまで及んできているのが現代であって、だからこそ、現代は精神世界に向き合えば向き合うほど地獄に陥ってしまう人が多いのでしょう。

というか、私たちが精神世界で本気で向き合うのであれば、必要なのは「禊ぎ」と「祓」です。

我利我利を禊ぎ祓えば、ようやく本質が見えてくるのに、敢えて精神世界の領域にまで来て我利我利を拡大させているからこそ、更なる地獄にみんな落ちていくだけです。

そして、我利我利が地獄切符だと知らずに生きているからこそ、我利我利な人たちのきらびやかな生活こそが天国だと錯覚しているからこそ、そこに陥ってしまうのでしょう。

人間を神だと思うこと。

自分を神だと提言すること。

これらは単なるヒューマニズムであり、これこそが最も傲慢な思想だと、執行先生は仰ってくださいました。

その一言で、私のフラストレーションの多くはこの言葉で一気に解消されました。

今の日本の精神世界(スピ界)を牽引している多くの人たちは、西洋由来のこのヒューマニズムの中で生きてます。

キリスト教でもイスラム教でも仏教でもない、いわゆるニューエイジと言う名のヒューマニズムが主体となって教義が実行されています。

これが如何に愚かなことで、愚行なことで、地獄に陥ることなのか、教祖も含めて多くの人は気がついていないのでしょうが、

執行先生の

「ヒューマニズムほど傲慢な思想はない」

との一言で、私はようやく勇気を得ました。

 

だから、今は強く言い切れます。

 

自分の幸せを追求するほど、愚行なことはありません。

ただ、一方で擁護したいのは、私と同世代の人たちは、幸せ以前の問題である「自己肯定感」があまりに育まれていない現状があります。

その育まれ無さによって、今のキチガイ染みた現実が生まれているとも思いますし、「自己肯定感」を育むために、自分を慈しみ自分を愛する行為は必要だと思います。

ただ、それと幸福があまりにもゴッチャになってしまい、最終的に多くの人が自分の幸せだけを追求する地獄に邁進している事実は警笛を鳴らさずにはおれません。

とはいえ、助けることなど到底できないのですが……。

でも……

気がついた人から、そこから抜け出す努力をしていきましょう。

 

まずは実践のみです。

実践すれば、見えてくるものがあります。

 

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takehisayuriko

View Comments

  • 啓示というのは、他のモノを見下した段階で都合のいい妄想へと変わります。正義というのは、危険な考えになる一歩なのです。修行の落とし穴でもあります。

    自分も神なら、他もまた神なり。

    • おはようございます。
      仰る通りだと思います。
      特に「啓示というのは、他のモノを見下した段階で都合のいい妄想」というのは、新たな開眼です。
      いつも大事なことを教えてくださりありがとうございます。

  • こんにちは。いつも楽しく読ませてもらってます。
    ちょっと質問なのですが、わたしは自分を見失いそうになるとよく波動とエゴの法則を読んでいるのですが、その内容に自分が幸せじゃないと人を幸せに出来ないと書いてあったと思うのですが、その考えはもう古いですか?

    • おはようございます。
      痒いところに手が届く素敵な質問をありがとうございます。
      この記事を書く前に私も、その本を読み返しておりまして、丁度該当する項目も読み返していました。
      ですから、この記事を書くとくまだぬきさんのような疑問を持ち合せる方がいるはずだけれども、そこまで言及すると記事全体が伝わりにくい内容になるなと思い、そこは端折って書きました。
      ですから、ご質問頂けて素直にありがたいです。質問してくださりありがとうございます。

      回答から申し上げますと、そこには二つの違いがあって
      ①つは過程の違い。もう一つは②質の違いです。

      私があの本で「自分の幸せを維持するように」とお願いしているのは、エゴが正常化してきたなと感じる段階の一時的なことに限ります。その過程のタイミングであることを理解してください。
      エゴが正常化し始めると、転機のような不幸極まりないことも沢山起きるのですが、一方で何があっても幸せだなぁと感じられる気持ちも増えるようになっていきます。また、幸運だなぁという機会も増えるようになると思います。こういう時に、普段不幸に慣れている人ほど、申し訳ない気持ちが増えるんじゃ無かろうかと思って、そしてもとの自分の感覚に戻ろうとするのではないかと思い、あの項目を書かせて頂いております。
      あの項目で感じる幸せはそもそも「我利我利の結果」ではないものの、その幸せは自分だけに与えられていることから錯覚しやすい部分があると思います。
      自分が感じている幸せの質と、自分の今歩いている場所がどこかを意識して頂ければ問題はないかなと思ってます。

      伝わりましたでしょうか。
      それでは今後とも宜しくお願い致します。

      • お返事ありがとうございます。
        幸せの質と今歩いてる場所…、深いです。気をつけたいと思います。
        また何かあったら質問させて下さい。

        • おはようございます。
          こちらこそ質問してくださりありがとうございました。
          これからも宜しくお願い致します☆

  • こんばんは。
    いつも楽しく読ませて頂いています。

    今回は竹久様の文章が切実な感じでしたので
    苦手なコメントを書かせて頂きました。
    これは私見ですので、竹久様が確認されることをお勧めします。
    この地上世界は強いものが弱いものを食する
    弱肉強食の地獄との考えに至りました。
    理由ですが、仏教を信奉していましたので、
    日蓮聖人の法華経10界論と原理がよく似ている
    スウェーデン・ボルグの霊界を調べ始め、
    スウェーデン・ボルグの著作を30余年位前から集めて
    読ませて頂いていました。
    霊界の太陽が霊界で最も重要な存在であり、
    霊界の太陽の陰が自然界の太陽であると説明されていました。
    総ての命の源は霊界の太陽であり、
    この霊界の太陽から全ての命・総ての世界に
    直接・間接的に流されている霊流により総てが存在しているそうです。
    天界と霊界では霊界の太陽が輝き、
    この世(地上)と地獄では自然界の太陽が輝く。
    仏教の10界論、丹波哲郎さんの霊界旅行から、
    天界・霊界・地獄界などの3層の世界が、
    それぞれ上中下の3段階に分かれ9層とされています。
    仏教の10界論では、
    仏界を九界すべてに通じているとして、仏界即九界としています。
    法華経の中に「二仏並座」といい、
    釈迦仏、多宝仏が宝塔の中に並んで座るという場面が語られています。
    比喩で語られるこの場面が、
    霊界の太陽と自然界の太陽を現しているのではと思いました。
    そして三歳頃にスサノオさまから教えて頂いた、
    人間は潜水夫のように絶縁された潜水服と
    船から空気を送るパイプのような魂の緒
    (シルバーコード、プラチナコード)で地上で生きている。
    霊能者は絶縁された潜水服に亀裂が入っている人達だから
    注意するようにと教えて頂きました。
    これが何を注意するのかは
    仏教や霊界や死後の世界を調べ始めるまではわかりませんでした。
    天界・霊界・地獄界の3層(九層)の世界の住人の代表
    それぞれが属する界層の正義を掲げて、
    様々な争いの中で魂の向上を図ろうとする人間世界なのではと思っています。
    ですから、この世界は汚れきった、ある意味地獄ではありますが、
    我を張り通そうとする命の力のある
    修羅の世界(仏教でいう穢土)と解釈でき、
    例えれば、菩薩の正義を地獄(修羅の世界)の中で
    様々な障害を乗り越え通す事により
    魂の向上を図られていらっしゃるのではないでしょうか。
    長くなりましたが、
    竹久様はその菩薩(天界)の正義を通す、
    お手伝いをされていらっしゃるのではないでしょうか。
    文章を書くのは苦手な為、読みにくい点は御容赦ください。

    • おはようございます。
      詳しく教えてくださりありがとうございます。
      見えない世界の話となると、みんな一緒くたに善人のように情報を受け取るケースが多いように思いますが、精神世界に足を踏み込んでしばらくたってから、どうもこれはおかしいぞ?と気がつくようになり、見えない世界の情報源や繋がっているところにも色々とパターンがあり、そこに気をつけなくてはならないなと思うようになりました。
      そもそも、この世はあの世の映し鏡とも言われているのに、そしてこの世はプロパガンダ合戦と言えるほど嘘の情報が世を覆っているのに、見えない世界となったら全部が正しいとするのは非常に危険だと思うようになりました。

      そしてコメントにありました
      「人間は潜水夫のように絶縁された潜水服と船から空気を送るパイプのような魂の緒(シルバーコード、プラチナコード)で地上で生きている。霊能者は絶縁された潜水服に亀裂が入っている人達だから注意するようにと教えて頂きました。」
      で、すごく納得できました。

      プロテクトが壊れると邪に引っ張られやすくなりますから気をつけなくてはいけませんね。亀裂を作らないためには、日々の生活を慎ましやかに過ごすこと意外ないような気がしてます。

      どうぞこれからも宜しくお願い致します。

  • 蓮華さんへ

    コメントありがとうございます。
    頂いたコメント読ませて頂きました。
    該当されるコメントを書かれた方から、このコメントの前に削除依頼が届きました。
    思っている事を吐き出したら、冷静に内観できるようになったようで、コメントを書いた事が一つのきっかけとなり良い方向に向かってくれている様子を感じました。
    なので、この件長引かせても良くないと思ったので、頂いたコメントは私の中だけに留めておきますね。
    それでは今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

  • 蓮華さんへ

    コメントありがとうございます。
    頂いたコメント読ませて頂きました。
    該当されるコメントを書かれた方から、このコメントの前に削除依頼が届きました。
    思っている事を吐き出したら、冷静に内観できるようになったようで、コメントを書いた事が一つのきっかけとなり良い方向に向かってくれている様子を感じました。
    なので、この件長引かせても良くないと思ったので、頂いたコメントは私の中だけに留めておきますね。
    それでは今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

    • 知らせてくださってありがとうござます。
      私が出ること無く、
      ご本人に何か思うことがあったのなら、何よりです。

      偉そうに書いてしまいましたが、
      私自身はエゴの正常化どころか、常に今にあることすら出来ず、つい思考があちらこちらに行ってしまいます。
      で、こちらのブログや皆さんの書き込みを見て励みにしています。
      竹久様の活躍も楽しみの一つです。
      応援しています。

      • こちらこそいつもお読みくださりありがとうございます。
        地味で地道な繰り返しは、時折本当に嫌になることがあるかと思いますが、諦めず一歩ずつお互い精進して参りましょう。

        どうぞこれからも宜しくお願い致します。

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