あくまで私の経験値に基づいての解説になるのですが、波動領域が変わる時は概ねこういう手順が積み重ねられます。
波動上昇とか波動領域帯の変化とか言うと、言葉に馴染がないため、大袈裟でファンタジックな情報が飛び交いがちですが、全然そんなことなくて、すごくシンプルな構造な上に、常に地味です。
大雑把にステップを解説すると
①波動を整える(低波動を取り除く)
②次の波動に行くための準備(自己との対話、やり残したことの整理)
③ジャンプして次の波動領域帯へ(転機を乗り越える)
これだけです。
簡単にではありますが、一つずつ説明し直します。
波動領域の変化と言うのは、それぞれの持ち合わせた波動状況とタイミングに応じて起きるものです。そして、常に自分単位で起きることです。そのため自分の意思で、他人の領域帯を一緒に変化させることは基本的にはありません。
ただ同じような波動を持ち合わせて、同じ志を持っている同士であれば、共鳴が起きている状態は充分考えられますから、波動領域帯を越えるのも同時となり、また相乗効果が現れるので、一緒に乗り越えるということはありえます。ただしこれは、共鳴し合っているからこそ起きることであって、特別な出来事です。
多くの人間関係においては、波動の高低が混在する形でグループや団体ができていますので、ポジティブな意味での共鳴は起きにくく、どちらかと言えば高が低に引っ張られる調和や同期が繰り返されています。
そのため、波動領域帯の変化が起きつつある人がしなくてはならないのは、外部から入り込む低波動との意識乖離です。
低波動に合わせたり、引っ張られたりしていると、自身が持ち合わせている本来の波動状態すら作れなくなるので、まずはそこと波動を乖離させていく状況を意識的に作り出すことが必要となります。
低波動に合わせていた意識が切り離されると、しばらく人は開放的な気分を味わいます。
今まで不調に感じていたことは、低波動に引っ張られていたことに気が付いて、のびのびとした気持ちで自分のために日々を過ごすことができるようになります。
すると、自然に自己との対話が始まるようになります。
ネガティブなものに引っ張られていた時代には目につかなかった自分の問題点やトラウマ、それからやらなきゃいけなかったことのなのにやっていなかったことが見えてくるようになります。
この期間は、自身に集中して、自分にとって必要なことをこなすことが次に繋がる時間となります。
そしてそれをやってある程度問題が片付いてくると、今度は本当にやるべきことが何なのかが見えなくなってくる時間に突入するようになっていきます。
それが、大きく波動領域帯が変わるよという前触れだと私は思っています。
そういう時の気持ちは凹みがちなのですが、それはジャンプするためのバネを作っている状態だと私は認識しているので、「しゃがむ」という表現をよく使っています。
↓しゃがむ気持ちについて説明した記事↓
ステップ①、ステップ②の期間を経て、いよいよ大イベントの「転機」がやってきます。
だいたいこの順番で起っているなということが理解できるようになってからは、「転機が来るぞ来るぞ~」と心の準備ができるようになったので、転機がきてもさして驚かなくなったのですが、こういうしくみがあって転機が来ていると理解してなかった時は、そりゃもういつもびっくりしてました。
っていうか、それでも転機っていうのは「来るぞ来るぞ~」と思っていたとしても、自分の思っている通りに起こるってことはまずなくて、
大方というか九割九分方、想像とは全く違う形のタイミングと角度からやってくるので、「やってきてしまった」と理解していても大概驚きます。
っていうか、「驚く」くらいのサプライズがないと生きてる感がないので、驚くくらいの入り口で始まる転機はドラマチックで楽しいビックアトラクションだと思っていた方がいいかなと思います。
ちなみにビックアトラクションと言うと、「遊園地のジェットコースターみたいで楽しそう!」って思う人も多いかもしれませんが、日常がスリルと恐怖に満ち溢れるって……誰にとっても結構大変だと思います(笑)
ぶっちゃけ「なんで私がこんな不幸な事態に巻き込まれなきゃいけないんだろう」と思うようなことが来ると思っておいた方がいいです。
常に感謝の気持ちで生きている方であっても、なかなか「ありがとう」と素直に言えない事態に遭遇するのが常です。
ですが、ここで逃げたら元の木阿弥です。
どんなに「もう嫌だ!」と思っても、現実を素直にそのまま受け入れて、その上で現実の見方を変えて、自分の行動パターンを変えて乗り越えてくことが大事です。
そうして乗り越えて行った先には、必ず乗り越えて良かったと思うことが待っていて、その時初めて困難だった時間に感謝の念が湧いてきて素直に「ありがとう」と思えるようになります。
そして、この感謝の思いを持てた時が転機のゴールとなり、そして新たな波動領域帯においての旅が始まります。
また新たな波動領域帯では、その波動に則った秩序とルールが用意されています。それは、今までのあなたの常識とは違います。その先にある波動の世界の常識や秩序にあなたが合わせていく必要があり、それが体に馴染むまでは、トライ&エラーが繰り返されますが、秩序が馴染んでくる頃には、その波動領域帯での旅を楽しめる状態に変化していきます。
ざっと、説明するとこんな感じです。
ではようやく次の記事ではここ数年日本という枠組みで起きていた波動状態の変化について話を進めていこうと思います。
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