【詐欺の十戒】事件師はネタで騙す

猫組長の本を読んでいると、私って本当に無知だなぁということを思い知らされます。

また、小さな世界で生きてきたんだなぁとしみじみ思います。

スピ芸人は詐欺師？事件師？？

自分の知らない世界のことを教えてくれる人の本ってとにかく面白いですね。

来週のビリーブリセット講座のために読み始めた猫組長の本が面白すぎて、面白すぎて……。「経済テーマに講座やって」と言ってくれた講座生の皆さんに感謝せねばならないほど、面白くて……。

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っていうか、猫組長が歩んできた人生を知っていくと、自分の世界がなんというユートピアの世界だったのかという再認識もできるし、

また一方で、すっごい狭い仮想現実の中で無駄を繰り返したことも気づけるし、

っていうか、マネーゲームに没頭している人たちのお金を動かす規模とその執念は到底真似できるものでもないとも思わされて、なんと自分がちっぽけかを改めて知る事もできます。

まぁ、そんな猫組長の本を読んでいて、新たなる言葉「事件師」というものを学びました。

本文そのまま引用すると「詐欺師は人柄で騙し、事件師はネタで騙す」ということだそうです。

これはアメリカの天才詐欺師といわれたルースティヒが獄中で残した「詐欺の十戒」に書かれていたフレーズだそうです。

マネーゲームの世界は、言わば公然と人と人が張り合い、騙し合ってお金をせしめる事に生きがいを感じるゲームとも言えるかもしれません。そのため、裏社会においては嘘も方便というか、詐欺師や事件師と、もちつもたれつの間柄で生き抜いていく必要性もあるようで……。それが、一般な社会観念の中に生きている人との多くの違いではありますが……

結局の所、私たちが生きている表向きの社会も、この横行ですよね。

特にスピ界なんていう見えない世界を主体に扱って金を募る世界というのは、まさに騙し合いの世界と言えるでしょう。

猫組長が見てきた世界観と比べれば、どれもこれもが小物としか言いようがないですが、

安心できそうな人柄を演出し、ネタで騙して金をせしめているビジネススキームは、まさに私が去年見てきた世界を彷彿とさせながらも、その規模の小ささと小物ぶりが際立ちました。

とりあえず、大きなイベントをしたがる元Happyで現竹腰紗智さんや子宮というネタでビジネス展開する元子宮委員長はるで現八木さやかさんなどは、小物界の事件師と言えるタイプなのかもしれませんね。

裏社会においては、詐欺師よりも事件師のが格上と言いますから、彼女たちの方が単なる詐欺スピ教祖さまよりも金回りが良さそうなのは、小物ながら事件師の風貌を醸し出しているがゆえのなせる技なのかもしれませんね。

とにもかくにも去年一年偽スピ業界の実態把握に没頭してきた私は、猫組長の本を読むことによって、何をこんなに小物に息巻いていたのかと思うようになってしまいました。

まぁ、去年一年多くの人が彼らの活動に対して異議申し立てすることもあって、彼らのブームが明確な終わりを告げる雰囲気が出来上がったというのもあるのかもしれませんが、猫組長の本を読んでいると、問題の本質はもっと別の場所にあったという風に思えてきて仕方ありません。

私たちがせねばならないのは、思想云々とかの問題に終始することなく、また人でなしの言動に右往左往することなく、マネーゲームが生み出しているこの仮想現実の世界から抜けきることなのではないのかなぁと……今は切に思うのです。

そして、この仮想現実の世界を抜けた先の世界を知っており、また構築し直すことができるのは、日本人しかいないだろうなぁとも思うのです。

【必要な日本人へ】日本人は特別

だから、もう一踏ん張りして頑張らなきゃなぁとも思う次第なのでございます。