さとうみつろう君のあのとんでもない記事を目にしてから、久しぶりにスピ系の人たちへのイライラがすごいことになってます。
今日始まったことじゃなく、ある種の平常運転と言えるものなので、そこまで私が執着する必要性などないとも思うのですが、気持ちがどうにもすっきりしないので、仕事に集中させて頂くためにも、とりあえず思うがままに、色々と書いてすっきりさせて頂こうと思います。
半年以上前、偽スピ調査に乗り出した私はさとうみつろう君のこともネタにさせて頂きました。
この記事を書いた時点では↓
色々思うところはあったものの、割合オブラートに包んだ上で、結論を書かせて頂いてますが、ここ最近のブログを色々チェックさせて頂いたら……前言撤回したいくらい、この人ひどいな。
まさに「地獄の道は善意が敷き詰められている」というのを地で行ってるなとしか思えないですね。
先日のブログでは、感謝と祈りを混同させる記事を掲出させポピュリズムな扇動を図っておいた上で、今日は、神無月の神話をベースに「全て神が決めた事ですから」ですってよ。
自分が如何に矛盾だらけの事を言っているのか全く気がついてないのでしょう。
そこに私はもちろんイラッとしましたが……彼に対する以上のイライラは、彼に扇動されて目暗にされている同世代と思われる女子の方たちが、この矛盾に一向に気がつくこと無く一喜一憂し、デラシネ状態を増殖させているからなのだろうと思います。
アダルトチルドレンの本を丁度書いているから、まさにそのターゲットであろう女子たちのイタイ行動を目の当たりにしてイライラしてしまったんだと思います。
書いてたら、結論でましたが……話を続けます。
さとうみつろう君は今日のブログで
「神さまが、決めたことだから!」
と仰ってました。
というのであれば、そもそも私たちの日常には、そもそもの選択肢など存在していなかったことになりますが、多くの人はここに疑問を抱かないのでしょうか。
ちなみにキリスト教を中心とした一神教の世界観は、まさにこの価値観で出来上がっています。
キリスト教では「神さまが、決めたことだから!」が普通なので、全ては神の思し召しと考えます。
そして、そこに風穴を開けたのが、東洋思想であり日本思想であるスピリチュアルです。
スピリチュアルというのは、日本の考えが海外に渡って戻ってきた……つまり逆輸入されたものに過ぎません。
つーかスピリチュアルな定義を提唱していると自称している時点で、「神さまが、決めたことだから!」という発想はおかしいと思います。
逆に、「神さまが、決めたことだから!」と提唱したいのであれば、スピリチュアルではなく宗教になると思うのですが違いますか?
ちなみに、海外輸入のスピリチュアル思想に「自由意志」という言葉が多く使われているのは、全ては神の思し召し(全ては神によって決定されたこと)と考える一神教の価値観の世界から抜け出るための強い意思表示と勇気が必要となるからです。
海外由来の本に書かれている自由意志の中に含まれる個人の意志とは、日本のスピリチュアルな人々が自己肯定のために安易に使う方便の言葉とは正反対のものなのです。
神が決めた世界だと言うのなら、私たちは自由意志を放棄しなくてはなりません。
一方で、自由意志を発動させるのであれば、全ての事は自分の責任であるという覚悟を持たなくてはなりません。
彼らは、選択の中に必ず必要となるネガティブな要素はいつも見ずに、自分にとって都合良く、気持ち良くなる解釈しかしません。
そこには大いなる矛盾があるのに、そこに誰も気がつきません。
そして、日によっては神の決定の世界に戻り、日によっては神を自分でコントロールしようとします。
なんと馬鹿げたことをしているのかなと、私個人は思いますが、気がつかないままどんどん気味悪さが加速されています。
最近のさとうみつろう君のブログを読むと、彼と仲良しである滝沢泰平さんのブログと同質の気持ち悪さがすごかったです。
滝沢さんのブログは、難しい言葉や理論を並べまくることで、自分を崇高なスピリチュアルの理解者だと誤認させていく手法に溢れているように思うのですが、さとうみつろう君のブログも以前に増してそういう感じを受けました。
難しい話をしているように見せられると、それに従う人たちは、教祖の矛盾に気がつかなくなります。
そしてその矛盾に慣れれば慣れるほど、自分のエゴは知らず知らずのうちに肥大化していきます。
さらに、現実を直視することもできなくなります。
気をつけて生きたいですね。
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毎日ブログ読ませて頂いてます。
ありがとうございます。
\(^_^ )
こちらこそ、毎日お読み頂きありがとうございます!
毎日ブログを楽しく読ませていただいてます。サトウミツロウさんのブログも読んでいたのですが、確かに難しいお話をされてたりで、よく頭に入りませんでした。。
最近、科学者の保江邦夫さんと対談されていたのですが、竹久さんは、保江さんのことは、どう思われますか?マグネシウムの理論は、面白いなぁと思うのですが、宇宙理論のお話など信じていいのか分かりませんでした。
いつもお読みくださりありがとうございます。
他の方のコメントでも保江邦夫さんのお名前が出てきていますが、未だに調べてもいないし興味がなくてスルーしていて申し訳無いです。
ぶっちゃけ何も知らないし、なぜだか調べなきゃという思いがこの人には常に沸きません。
なぜなのでしょう。
折りを見て確認しますが、彼と対談している人は玉石混交という感じだと常に思っています。つまり、彼と対談しているから悪いとも言えないし、彼と対談しているからといって良い人とも言い切れないという感じです。
それではこれからも宜しくお願い致します。
ありがとうございます!
竹久さんの言葉は、とてもハッキリされていて、とても好きです笑笑
こちらこそ、いつも本当の情報を教えてくださり、ありがとうございます。
どういたしまして。
こちらこそ、どうぞこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは。
ここに書かれている矛盾点については、気になりだすと結構、気になって仕方がないことですよね(笑)。
占いや運命論が好きな人と、「引き寄せの法則(笑)」が好きな人ってかなりの確率で重なっているという気がします。
自分の意志で願望が実現すると言い張っている人が、なぜ占いや予言を気にするのか、自分には不思議でなりません。結論としては、多くの人は「考えてないんだろう(笑)」という結論なのですが…(笑)。
考え方が浅薄なんだと思います。
自由意志と運命論・占いなどについての考察(単なる思考実験です)については、
http://www.qdech-labo.space/philosophy/2017/11/03/post-52/
http://www.qdech-labo.space/philosophy/2017/11/23/post-104/
などにも書いてあるので、暇な時にでも御意見頂けると嬉しいです。
さて、個人的には、竹久さんが書いている「神さまが、決めたことだから!」という世界観が一神教中心なのかどうかということについては、もう少し、注意深い考察が必要なのかなと思っています。
自分としては、キリスト教よりも、上記の言葉についてはイスラム教徒が良く口にする「インシュアラー(全てはアラーの思し召し)」という言葉が頭に浮かびます。
自分は、イスラム教徒ではないですし、原理主義者がどう捉えているかは良く知りませんが(友達の友達にもアルカイダはいませんw)、この言葉は、全てが運命で決められているという投げ遣りな気持ちというよりも、全てが自分の思い通りになるというのは思い上がりだという意識の現れだと認識しています。
もう少し説明すると、人間がどんなに自然を克服しようとしても、日照りが続くときは日照りが続くし、洪水が起こるとき、地震が起こるとき、それは自然のなすままに…という教えからだと思うのです。
(結構、歪められて使われているような気もしますがw)
キリスト教の中でもマイスター・エックハルトの本なんかを読むと面白いかもしれません(ちょっと異端っぽいですけど)
一方で、「神さまが、決めたことだから!」という考え方は、多神教であるヒンドゥー教などでも、この世界は神の描いたシナリオに沿って、人々は人生を演じている のような考え方があります。
(ちなみに、ヒンドゥーに関しては、成り立ちが特定の教祖が不明だったり、聖書のような明確な経典がなく、その許容度がかなり広いという意味で、かなり神道に通ずる部分があるような気がしています)
まあ、全体が運命論というわけでもないんですけどね。
自由意志と運命論に関して言えば、いくら自由意志があるとは言っても、我々は空を飛ぶことはできないですし、水中で何時間も息を止めることもできません。自由意志が及ぶ範囲、この世界の中の一部として、運命に翻弄される範囲、それぞれ考える必要があって、All or Nothingで考えてしまうと、本質を見誤ってしまうのではないかという気がします。
まあ、さとうみつろう氏の「神さまが、決めたことだから!」というのは、単に何も考えていない言葉のような気はしますが(笑)
いつも本当にありがとうございます。
的確な補足説明、本当にありがとうございます。
私もイライラしちゃって(>_さとうみつろう氏の「神さまが、決めたことだから!」というのは、単に何も考えていない言葉のような気はしますが(笑)」
仰る通りで、それを感じ取って、私のイライラが頂点みたいな感じになったと推察し、反省しております(^^;)
それではこれからも宜しくお願い致します。