共産主義も資本主義も虚構の概念だったことが間違いなかったことにこの間気がついたけれど、
よくよく考えて見たら、共産主義も資本主義も同じ思想であったことに気がついてしまった。
今思えば、そもそも西洋的概念や思想の全ては、ピラミッド型で形成されている。
そもそも一神教の概念の中で生きてきた人たちだから、そこに違和感を持ちにくいのかもしれないしというよりも……
それ以外の社会概念というものがどこにあるのか、地球の多くの国は体感実感したことがないかもしれない。
遙か昔の時代に体感実感していた祖先たちはいたかもしれないが、それもすっかり忘れ去られてしまったことになっているだろうと思う。
答えは一つしか無い画一化を求める社会体制が一度事実化してしまうと、その世界の中に人は押し込まれてしまうということは、今の日本社会を見ていればよく理解できる。
答えを一つにしようとし、また画一化を推進する社会こそが人を不幸に導く間違った道だということは、辛うじて私たちは気がつくことができたが、それは過去の日本の歴史があったからこそ。
その歴史が息づいた文化の土台がまだあったからこそ。
この理解がどんどん曖昧となり、画一化に向かって歴史を重ねていけば、きっと日本も同じ渦の中に完全に飲み込まれて、二度と平和な時代などかえってこないんだろうなって思う。
そして、日本以外の国々が常に殺伐とし、不憫な事が横行し続けているのも、人を支配しまた画一化を図ろうとした積み重ねによるものなのだろうと思う。
この世の中において、共産主義と資本主義は全く違う考え方だということになっている。
共産主義は独裁主義で、資本主義は自由経済主義ということになっている。
ただ、結果作り出す世界が画一化になっている点は全く同じだ。
共産主義の場合は、ある一定の地域において強制的に画一化されるのに対して、
資本主義の場合は、地球全体の勝者の意見へと、自然に導かれ画一化される違いがあるだけで、
画一化される事は一緒だ。
資本主義には共産主義と比べれば自由があるけれど、そこにあるのは競争の自由だけ。
競争に勝った者によるコントロールが合法的に行われるだけ。
そして、競争に勝つ仕組みはある程度、裏の支配層によってコントロールできるだけ。
トランプ大統領のおかげで、グローバル社会によるワンワールド構想がどんどん頓挫しているように見えるけれど、
資本主義社会というのは、ワンワールド構想が指し示している通り、地球から国境を無くし、そして地球の民の答えを一つにしていく作業において、とても都合の良い手法なのだと思う。
人と人は誰もが当たり前に違う。
その違いをなかったことにしていくのが、いわゆるリベラル思想の人たちが求めている平和な平等社会なのだろうが、違いは絶対になくならない。
地球の自然の中にあるものが何一つ同じものはないように、同じ姿形のものがないように、私たち人間も地球の自然の一分だから、当たり前に少しずつ違う。
その違いを当たり前に感じ、そこに何も感じないことが自然な形であるのに、
全てを同じにしようとするから、不自然になる。
また、画一化されることを当たり前に思うようになると、その不自然さを人は気がつけなくなるのだと思う。
今さら、共産主義も資本主義も同じ思想だったと気がついた私も、どうしてこの不自然さに今まで気がつかなかったのかが不思議でならない。
でも一度気づいてしまった後の気持ち悪さってなんなんだろう。
私たちは、ロボットになんてなりたくないと思ってるのに、
敢えて平等を求め、
画一化を望むなんて
おかしなことだと思う。
その自分の矛盾に気がついた時、少し人は変わるのでは無かろうか。
人は画一化されてはならないし、してもならない。
違いのあるのが自然である証拠。
その違いをあるがままに発揮して、ようやく調和が生まれるのに、そこに気がつかず画一化しようとするから、トラブルばかりが生まれ、そのトラブルに疲弊し悩まされるだけなのではないのかと、改めて思う。
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