日本で一番テレビの洗脳を受けているのは60代以上の高齢者です。

この高齢者たちがなぜだか大人気ない我が儘な行動を続けているため、現代の日本では「老害」という言葉がすっかり定着してしまいました。

私は、老害を作り出す最大の要因がテレビにあると確信しています。

その理由を書く第二弾の記事です。

是非第一弾を先に読んでね♪

【中二病】テレビと老害①

ピラミッド形成社会の恩恵とその弊害

私は戦後社会というのは、日本において初めてピラミッド型社会が形成された時期だと考えています。

敗戦国となるまで日本は、地球では唯一と言える「和」の大切さを重んじて、互いが互いを尊重し敬い生きてきました。

その文化や歴史を戦勝国の詭弁によって取り除くために、戦後社会では「日本は悪いことをした、これからは西洋を見習ってまともな国になりなさい」と洗脳され、新たな社会システムが敷かれるようになりました。

敗戦後の教育を受けた子供たちはもちろんその話を真に受けます。特に戦後すぐの食べる物も着る物もないような極貧の環境で生を受けた団塊世代であればなおの事、西洋社会の詭弁は真実に聞こえてしまったことでしょう。

そして、全てを失ってリスタートしたばかりの日本、西欧至上主義となった日本には、様々な場所にビジネスチャンスが転がっていたと思います。

そして、そのチャンスや機会、さらには日本の経済成長を、団塊世代は「西欧主義のおかげ」と勘違いしただろうなと思っています。だから、「ピラミッド型社会が正しく真実である」という考えがより強固になったことだろうと思います。同時に、経済至上主義であることも、何よりも金が大事であるという考え方も強固になったはずでしょう。

ただし、世界が驚くほどの経済復興を短期成し遂げたのは、西欧的な考え方を素直に受け入れたことによってではなく、「日本人の能力の高さ」と「和を重んじる心」あった上での結果だと私は考えます。しかし、まだ若くて視野が狭いうちに立て続けに経験した成功は、自身への過大評価に繋がってしまったに違いないと私は考えています。

もしも、日本人が持ち合わせていた気質のおかげで戦後復興したと団塊世代が思っているのなら、団塊世代の心を悩ませる「金と生、肩書への執着」は大きくなりようがありません。

しかし、彼らはエゴが増大しなければ持ち合わせるはずもない心の苦しみを他世代以上に持ち合わせ、苦しみながら生きています。

結局団塊の世代は「ピラミッド社会こそが真実である」と疑わない環境に生きてしまったが為に、知らず知らずのうちに自我を発達させてしまい、それを自らの力でコントロールすることができない状態になっているのだと思います。

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【△の世界】上れば上るほど……不安になる

 

団塊世代の心の中身を観察していくと、結局彼らも苦しんでいるんでいることが分かります。

自我にすっかり支配されきって、しかもそれをコントロールできない彼らの心は満たされるはずもなく、心の不安から発せられる欠乏感を穴埋めするかのように、自己を満たすための欲求から逃れられないだけなのです。

そして、この老害の苦しみを増長させているのがテレビだと思います。

 

テレビは中学生の思考力に合わせて作っています。

テレビは昔からなぜか、理解の基準を中学生に合わせて作っています。

「どんな人でも分かるように」という優しさありきで始まったことなのか、もしくはこの国の知能指数を押し下げる目的が裏に潜んでいたのか知る由もありませんが、とにかくテレビは「中学生でも分かる」ということが制作の基準として掲げられていることは事実です。

大人になれば大人らしい考え方が身について然るべきだと思うのですが、この国の大人がちっとも大人らしくなれずに、子供じみた考え、なんなら「中二かよ!」と突っ込みたくなる中二病を相次いで発病させている原因に、テレビが中学生の理解力に合わせて番組を作っていることが考えられるのではないのでしょうか。

ただし皮肉なことにテレビが注目する中二は、テレビなんか見ておらず大人顔負けの理論を既に持ち合わせております。

テレビが藤井君に注目するようになった年は2016年。藤井君が中二の頃でした。

当時中二ながら、今一番興味ある問題として「尖閣問題」を上げたことを記憶されている人もいるのではないのでしょうか。

羽生3冠も感嘆!14歳、天才棋士・藤井四段の素顔 自己紹介で「尖閣問題」「原発」

テレビを見ているだけで何もかも分かった気になっている老人はそもそも「尖閣問題」の本質すら、いや場所すら分かっていないような気もします。

結局、中学生にも分かるようにと思って作っているテレビは、ネット社会に馴染んだ今の中学生の知的好奇心をくすぐる内容にもなっておらず、一方で子供気分が抜けきらず中二病に苦しむ大人を増大させているだけじゃないかと思います。

 

私はこのブログでよく「虎ノ門ニュースを見たらよい」と皆さんにお勧めしています。

見る前や見始めた頃は地上波との情報レベルの違いから「難しい」という印象を多くの人が持つようですが、「それでも一カ月頑張って見て」とお願いし、見続けてくれている間に、いい感じにテレビの洗脳が抜けてきて、皆さん本来持っている知的好奇心が顔を出し、視野が広がることで中二病から脱出していっているように感じています。

この流れを見てても改めて思うのですが、テレビの論調が大人の視野を狭め、そして自我を刺激させて中二病を勃発させ続けているように思うのです。

 

気が付けばテレビは老人向け産業化しており、若者から見放されています。

若者の視聴者を改めて取り込み、また大人の中二病を撲滅させていくためには、「中学生でも分かる内容」という根本を見直し、知的水準の高い番組制作する以外にないのではないかなと思います。

とはいえ、すっかりテレビは隣国工作員に乗っ取られ、隣国のための工作機関化してしまっているので、変える術が残されているとは思えません。

【現実直視】テレビが焦っている理由②

となれば、国のお荷物として消されることになってしまうのでしょうが、他に国のお荷物となってしまっている野党と老害も、テレビの報道姿勢さえ変わればお荷物でなくなる可能性があるので、乗っ取られてしまったテレビという機関を日本人の為に取り戻すことはやっぱり必要なんだろうなと思っています。

 

 

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今日のリンク集

【中二病】テレビと老害①

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【△の世界】上れば上るほど……不安になる

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