日本で一番テレビの洗脳を受けているのは60代以上の高齢者です。
この高齢者たちがなぜだか大人気ない我が儘な行動を続けているため、現代の日本では「老害」という言葉がすっかり定着してしまいました。
私は、老害を作り出す最大の要因がテレビにあると確信しています。
その理由を書きます。
団塊世代と呼ばれる戦後のベビーブームによって生まれた世代の人たちが、この国を引っ張っる図式が、我国では長く続いております。
今までの日本を牛耳ってきた特権階級の図式が壊されて、高度成長時代の風に乗って活躍したことと、数の論理で力を持ち合わせたことによって、各種利権を自分たち世代に還元するに成功した世代であるとも言えると思います。
だからこそ、日本の政策を紐解いて見ると、やたらと団塊世代に手厚く、働き世代を酷使する内容になっています。
また世の中の背景として、団塊世代というのは「数」と「時代の恩恵によって得た利権」を持っているからこそ、自分たちの都合にあった社会の仕組みをずっと作り出して来ることができました。だからこそだと思うのですが、どんなに手厚くされていてもそれが当たり前。だからこそ、そこに感謝を持ち合わせることができず、もっと自分たちに有意な社会形成を望む声が留まらないように思います。
これから日本ではこの団塊世代が本気の高齢化時代に突入するわけですが、社会の全てがこの世代の人たちの都合よくなればなるほど、日本の国体は屍状態になっていきます。
親を介護施設に預けるにしても、これからはそこに入れない人が増えていきます。在宅介護をする人は増えざるを得ない環境になっていくでしょうが、村社会が崩壊し、さらには核家族化が進み、兄弟も少ない環境の中で、親の介護は滅茶苦茶大きい負担ですし、それと子育てを両立させながら、きちんと働いて稼ぎを得るということは、結構ガチで大変なことです。
であれば介護施設を増やせばいいという考え方になる方もいるかもしれませんが、一時的な老人の増大のために介護施設を増やしても、後にそれは時代の産物となり不要となっていくでしょうし、経済の面から考えてみれば、ここで金を回すことは、実は国にとって前進ではなく後退にしか思えないのです。介護施設にかかるお金はそれ相応かかり、施設に入所することになれば、頂いた年金全てが結局介護施設に回っていくだけのことになっていきます。それでいいのかな?その為の年金だったけ?と思うのは私だけでしょうか。
でも、団塊世代の人たちは、自分たちがこの国を経済大国に伸し上げたというプライドが強いですし、手厚いもてなしを受けて当たり前という意識が強いので、他世代の負担はお構いなしに、「どんな状態でも長生きすることが良いこと」という考えも色濃いと感じています。
このような特殊な正義思想が強くなった結果、増えているのは「自分のことしか考えられない老人」です。
保育所を作る時に、よく問題になっているのは老人たちからのクレームですよね。
他にも老人が巻き起こすクレーム騒ぎは社会現象化している面もあるようで、Google検索で「老人 クレーム」と検索するだけで、結構な数のまとめサイトや関連記事に出会えます。
話がまだまだ続くので、ちょっと記事を分けます。
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